建築設計製図I

第6回 住吉の長屋 断面図

2022/05/26

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2022年5月26日(木)、6回目の授業が行われました。

本日の課題は「住吉の長屋」の断面図の作図でした。

課題に入る前に先週の平面図の課題の講評を中津先生と中村先生に行っていただきました。先に文字を書いている学生が多いため、文字がきれいに描けている学生が多かったです。また、階段を上手に描けていない学生も多く見受けられました。階段を設計できることは、建築家への一歩になります。階段の詳細が書かれている資料を持参し、常に参照できるようにしていきましょう。

本日の課題は建物を垂直方向に切って、どのような構造になっているかを理解するための断面図です。1/50だと細かく書き込みますが、今回は簡略化された図面を描きます。先週の平面図と細かく書き込まれた断面図を比較しながら作図を進めることが大切です。

作図の最初は、基準線を一点鎖線で描いていきます。基準線は平面図と同様に大きさ、形を決める大事な線になっていきます。基準線を正確な位置に描きましょう。

次に壁・床スラブを太線で描き、窓や家具などの見えがかり線は細線で描きます。太線・細線を使い分けて描くことは平面図と同様です。

 

階段の描き方に苦戦し、先生に質問している学生も見受けられました。疑問に思うことはその場で近くの先生方に質問する姿勢は素晴らしいです。積極的に質問していきましょう。今週は先週より完成させている学生と完成まであと一歩の学生が多く見受けられました。

講義の最後に、提出が迫る模型課題の説明がありました。階段の作り方や湾曲する壁の作り方と着彩の仕方をレクチャーしていただきました。先週より課題に取り掛かっている学生が多く見受けられました。提出期限まで残りわずかです。初めての模型作業で大変だと思いますが、計画を立て余裕をもってきれいに完成できるよう作業を進めていきましょう。

次回の持ち物は、「住吉の長屋」の平面図とまいにちスケッチです。未完成の学生は完成させ提出をしましょう。まいにちスケッチは提出場所を設けるので、提出してください。

 

 

 

TA岩壁薫子 SA小西悠太


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