2023年1月6日、第13回の建築構造実験では、振動実験を行いました。
まず初めに振動実験の説明がありました。受講生が前回の資料から事前に求めたモデルの剛性と固有周期の確認をしました。
振動実験として自由振動と強制振動を行いました。
自由振動では、モデルに頂部に1mm、2mmの初期変位を与え、次第に揺れがおさまる過程を観察しました。
次にモデルの地面となる部分を振動させる強制振動を行いました。1~20Hzの間で1Hz刻みで一定時間振動させる実験、1~20Hzの間で連続的に振動数が変わる実験、実際の地震のデータであるエルセントロ観測波(NS成分50%)を用いて振動させる実験の3種類です。これらの強制振動実験により、対象のモデルがどのような地震動により最も揺れやすいかがわかりました。強制振動後にアルミフレームの寸法、質量を計測しました。
次回はアルミフレームモデルの振動実験のデータ整理を行います。
TA:富永城泰、山下拓真