2022年11月18日、第7回の建築構造実験では、前回の講義で行った鉄筋コンクリート(RC)造梁の曲げ実験に引き続き、RC造梁のせん断実験及びコンクリート供試体圧縮・割裂引張試験を行いました。
前回同様、使用する試験体は10月14日に打設をしました。今回の試験体は、5週に渡り養生を行った試験体です。前回と今回の違いは、RC造梁の配筋にあります。前回の試験体においては、曲げで壊れるよう設計されていました。
今回の試験体では、せん断で壊れるように設計されています。
まず、今回の梁と同時に作成した円柱の供試体を用いて、圧縮・割裂引張試験を行いました。
次に、RC造梁のせん断実験を行いました。加力と除荷を繰り返し行い、梁の耐力が低下するまで行いました。途中、梁のひび割れ発生状況や前回の梁との壊れ方の違いについて注意深く観察する学生が多くみられました。
次回の講義では、これまでの講義で行ってきた実験に関するレポート作成指導を行います。
TA:富永城泰、山下拓真