担当:古賀、大島、津野 TA:岩壁
2022年11月24日(木)「住宅設計スタジオ」の第八週目の授業が行われました。
はじめに、津野先生から自己紹介を兼ねたレクチャーがありました。「建築設計にできることとは」をテーマに領域を作るための囲い方と他者との関係を築くための開き方について、どのように寸法や距離をとるのか、実務事例を参考にお話して頂きました。寸法を決めることで他との関係も決まってしまうため、その重要性と寸法をどのように扱うのか事例ごとの提案を紹介して頂きました。最後に、今回の課題では、決まった寸法にとらわれている学生が多いため、伸ばしたり、曲げたりいろいろ考えてみることが必要であるとのアドバイスがありました。
今回も先週に引き続き、むらづくりの具体的な設計のエスキスを行いました。先週のエスキスチェックを踏まえ、それぞれ複数の模型やスケッチを持参し、エスキスチェックを受ける学生が多く見受けられました。
住まいとしての具体的なプログラムや機能、構造について考えていきました。事例をもとに集合住宅としてのモジュールを検討するようアドバイスを頂く学生もいました。次回もエスキスチェックが続きます。津野先生のレクチャーにもあったように、人が生活する上での大きさや心理的な大きさなど、寸法が持つ可能性を考え、設計を進めていきましょう。