ランドスケープ・デザインワークショップ(2年)

第11回 エスキス Vol.2&エスキス模型製作

2025/12/16

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【日時】2025年12月16日(火)4~5講時[15:10-18:40]
【教室】5号館503製図室
【担当】准教授:中津秀之、非常勤講師:野田亜木子、SA:黒石凜太朗(B4、中津研)

ランドスケープデザイン・ワークショップの第11回目の授業が行われました。

授業の初めに、各自が検討してきたエスキス図面の発表を行いました。先週に比べて、各自のやりたいことや意図が明確に伝わる図面になってきていると感じました。 一方で、全員に共通する課題として「道路との高さ関係」が曖昧であることが野田先生から指摘されました。そこで、いきなり模型を作るのではなく、まずは等高線だけの図面を描き、高さ関係を一度整理してから模型製作に入るようアドバイスがありました。

今回の敷地は傾斜のある道路に面しているため、道路との接続を考えながら等高線を引く作業は一筋縄ではいきません。多くの学生が、自分のデザインを正確な等高線に落とし込む作業に苦戦している様子でした。しかし、わからないところは積極的に野田先生に質問し、自分で考え、解決しようとする姿勢が多く見られました。

図面での整理がついた後は、それをもとにエスキス用のコンタ模型(等高線模型)を製作しました。立ち上がってきた模型を見て、野田先生からは「模型の形状が人それぞれで、面白くなってきている」とのコメントをいただきました。

次回からは、このコンタ模型を使ったエスキスが行われます。図面と模型を行き来しながら、自分のデザインについてさらに深く考えてほしいと思います。 先週よりも図面の書き込みが増え、どの案も確実に面白さが増しています。ぜひ自分のデザインに自信を持って、次回の発表に臨んでほしいです。

SA:黒石凜太朗


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