11月15日(土)、第7回モデリングワークショップの演習が行われました。
まずウォーミングアップ課題として、30mm角の立方体を作成しました。だんだんカッターの使い方に慣れてきている学生が多く見受けられ、短時間で正確な寸法に切ることができていました。
次に、今回の本題である屋根の形状について、さまざまな屋根を先生に解説をいただきました。今回はその屋根の中から片流れ、切妻、寄棟、入母屋の4種類の屋根を模型で表現しました。また屋根の形状として馴染みのない入母屋については、先生から事例を交えた解説がありました。
屋根を制作するにあたり、勾配や屋根の寸法に対して苦戦している学生がいましたが、屋根の勾配に合わせた支持材を入れることや、マスキングテープを使用して勾配の形状を保ちながら、他の屋根の構成材を合わせて切るなど、工夫をしながら模型製作に取り組んでいました。
今回は1/200の図面から1/100の模型を作成するので、図面を読み解くことや、スケールを変換することなど、より建築的な思考も必要となり、各自が課題内容に合わせて作っているように見受けられましたが、授業時間内に終わらせている学生が少なかった為、時間配分を意識しながら、効率良く材料を切り出して手を動かしていきましょう!