建築構造実験 (3年)

第7回 木製梁の曲げ実験

2025/11/14

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今回は、マツとスギの2種類の木の梁に対して曲げの実験を行いました。木材が荷重を受けた際の曲げモーメントやせん断力の分布、梁の変形を理解することが目的です。

授業の初めに、木製梁に加力した際の力学的な原理についての解説がありました。曲げモーメント、せん断力などの基本的な理論を学び、実験に使用するマツとスギの2種類の木材の特性を理解しました。

教員の指導、資料に基づき、載荷点や変位計の位置をマークし、ひずみを測定するためのセンサーを貼付しました。実験に使用する木材について含水率や質量などのデータを測定しました。これらのデータは、実験データ分析の際に重要となります。

実験では、載荷装置を使って木製梁に徐々に荷重を加え、梁の変形と応力の変化をリアルタイムで計測、観測しました。実験を行ったのはマツ梁とスギ梁の2種類でした。それぞれ梁が限界に達して明らかな変形が見られるまで加力を行いました。

実験終了後、2本の木材梁の実験結果を解説し、マツとスギの異なる応力特性を比較しました。課題としては得られたデータを基に実験報告書をまとめることになりました。

次回はRC造梁試験体で使われている鉄筋の材料試験を行う予定です。


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