【日時】2025年11月18日(火)4~5講時[15:00-18:40]
【教室】5号館503製図室
【担当】准教授:中津秀之、非常勤講師:野田亜木子、SA:黒石凜太朗(B4、中津研)
ランドスケープデザイン・ワークショップの第7回目の授業が行われました。
今回は、第1回~第6回までの「小さな公園」プロジェクトの講評会です。学生たちは作成したプレゼンシートと模型を使いながら、「物語」と「デザイン」について発表してくれました。
学生の発表の中には、「シークエンスの流れと、途中で見え隠れする対象との関係」、「地面の舗装の違いによる心情の変化」、「子どもの遊びを想定した空間」、「木陰での人のふるまい」、「建物と地形の関係」という、これまでに授業で扱ってきたテーマについて深く考察し、設計に反映されていることが伝わってきました。
中津先生と野田先生からは、次のような講評をいただきました。「プレゼンシートの中には、建築の内部まで見せ断面図を入れるべき」、「『静かな空間』のデザインについて、もっと深堀してみよう」、「身体・心・環境のつながりについてよく考えられている」、「図面と模型のスケール感を統一しよう」、「地形の流れと樹木の配置をあえてズラした構成がよい」などの今後の設計に生きるアドバイスや評価が送られました。
講評会の後は、講評で得たアドバイスをもとに、プレゼンシートや図面、模型の修正に取り掛かりました。
次回から第2課題に入ります。第2課題では実際の敷地調査からランドスケープデザインを始めていきます。これまで学んできたランドスケープの手法を生かした設計になることを期待し、とても楽しみです。
SA:黒石凜太朗