すまいデザインスタジオ2 (3年)

第5回 住戸計画エスキス

2025/10/30

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10月30日(木)第5回の講義が行われました。

今回は、前回までのリサーチから提案したコンセプトをもとに1住戸の計画案について学生たちはそれぞれのアイディアを持ち込みました。30分の1以上の平面図をはじめ、断面図、立面図、模型を準備することが課せられています。どのような生活が展開されるのかなど様々な状況をじっくり考える必要があります。密度ある計画案が求められていると思いました。

初めにパネル形式で展示し、先生たちは一通り見て回りました。学生たちは作品の前に立ち、先生方の質疑に対して答える形で行われました。

その後、各担当の先生のもとに別れ、エスキスが行われました。全体の印象として、延床面積や緑地、採光の確保など住戸を積層したときに出る問題に困っている学生たちが多くみられました。今回の講義は初めてのエスキスであり、時間を有意義に使えたかと思います。

最後に先生方から総評がありました。

今は住戸のプランを考える課題ですが、全体でどのように作るかを常に考えてスケールの往復をすることが大切です。また、具体的に建物の使う人たちを設定しましょう。具体的にここに住む人を設定することで、実際の住まい方をイメージでき、計画が現実性のあるものになります。

来週は、今回計画した1住戸を集合させ、住棟計画の提案です。同時にリサーチやコンセプトの内容についても手を動かしながら、設計を行っていきましょう。

TA:石渡


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