モデリングワークショップ (1年)

第5回 Closed Cube

2025/10/25

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10月25日(土)、第5回モデリングワークショップが行われました。

今回は、段ボール1枚から120mm角の正方形を35枚程度切り出し、その内24枚を使って高さが約120mmになるように、すなわち一辺120mmの立方体を作成します。

段ボールは、何度か刃を入れるなど切り方がスチレンボードとは異なりますが、カッターの扱い方に慣れてきた様子で、作業が順調になってきました。

次に正方形に切り出した段ボールを重ねて、Cube(立方体)にします。Cubeの中に学生が空間をイメージし、どのようなかたちを内包させた作品にするのか作業しながら試行錯誤し、段ボールを1枚ずつ切り出します。空間を考えるにあたって、スケッチをしながら考えている学生やいきなり切り出しから始める学生、自分のやり方で進めていました。

切り出した段ボールを重ねてCubeにし、見せたい断面の位置で2分割して接着させます。出来上がったCubeを開いてみると内部に空間やかたちが現れます。

建築空間のようなものや文字が浮かび上がる作品、見る位置によって見え方が変わる作品など面白い作品が多く見受けられました。今回は、思考することに時間を取られ、授業時間のギリギリまで作業している学生が多いました。事前のスケッチはイメージの確認も必要ですが、立体にすることは最も重要です。考えているつもりの時間を取られすぎることなく、常に手を動かしながらアイデアを形にしていきましょう。

 

TA 髙橋、窪田


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