建築設計製図II (1年)

第2回 1階平面図1/50のコピー <建築設計製図Ⅱ>

2025/10/09

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[担当]:黒田泰介、李祥準、中津秀之、日置和宣、大沼徹、古川達也、佐野友美、加藤隼輝、新明加奈子、中村円香、ヤップ・ミンウェイ、魏 誠浩

TA:伊藤希、荒井奈々、宮下莉子

2025年10月9日(木)、建築設計製図Ⅱの第2回目の授業が行われました。

今回の図面コピーは、最小限住居の1階平面図を1/50の縮尺で描きます。

授業の冒頭、黒田先生より建築計画と寸法についての解説がありました。1尺(303mm)や1間(1818mm)を基準とする尺貫法は日本の伝統的な寸法であり、現在の建築にも引き継がれています。平面図に見るように、最小限住居も3間×3間の正方形をしています。また最小限住居を再現した住宅「スミレアオイハウス」も紹介され、動画で見ることで建物のスケール感についてイメージできたと思います。

次に日置先生より図面の基本的なルールやレイアウトなど、1階平面図の描き方の説明がありました。図面を描く流れは、始めに図面枠を描き、補助線、基準線、断面線、見えがかり線、寸法・文字の順番です。きれいな図面を描くためには、順番を守った方が良いです。配布された図面をよく観察し、自分が描いているものを理解することが大切になります。

その後、各班に分かれて平面図を描き始めました。平面を描く際、円柱と壁との取り合いには、注意が必要です。古川先生が描いてくださったスケッチを見ながら、作図を進めます。

宿題の事例研究は、班ごとのテーマに沿って行われます。担当の先生方が提出された宿題をチェックし、優秀作品を取り上げて講評会が行われました。

授業の最後には大沼先生より、軸組模型の製作に向けて、伏図や軸組図の見方、基礎部分の仕組みについてのレクチャーが行われました。模型づくりでは、伏図や軸組図に書かれた数値を1/50のスケールに直して、必要な材料をそろえます。計画的に進められるよう、時間や手順を工夫しながら制作していきましょう。

来週の課題は2階平面図を1/50の縮尺で描きます。図面や製図道具を忘れずに持参しましょう。自分がどの部分を描いているのかを意識しながら進めることで、より完成度の高い図面制作ができるように取り組んでいきましょう。

TA:荒井


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