担当:古賀、津野、赤坂、村山
2025年10月09日(木)第2回住まいデザインスタジオⅡの授業が行われました。
初めに今年から本授業を担当していただく、赤坂先生から自己紹介のミニレクチャーがありました。
大学院卒業後のたくさんのご経験をお話いただきました。最初に設計されたご両親の住まいの話題、長い時間をかけて設計が進められた住まいについてのお話に皆、興味深く聞き入りました。設計された建物においても空間やプラン、素材など様々な考えが組み込まれており、どれも今回の課題である「住み継ぐ」についてのヒントになる事例だったと思います。学生たちは今後のエスキスでもぜひ、積極的に質問し住み継がれる住宅とは何かを考えてください。
次に課題である「事例かるた」の講評会が行われました。住宅事例を調べていく上で学生はそれぞれ何かしらテーマを持ち、かるたの収集を行っていました。21人×6枚、計126枚の事例が集まり、住宅の住まい方や家族の在り方、住宅との関係などそれぞれの視点で発表していました。
最後に先生方から総評がありました。
・今やってることは、自分オリジナルのコンセプトを作るためのカルタ収集です。自分が好きなことや、お気に入りを素直に調べ、コンセプトメイキングのためのカルタ収集を行いましょう。
・今回大事だと思ったのは言語化です。カルタとして出したことを客観視し、どう感じるか。それをどう改善するかが大切です。
次回までの課題は、今回作成したかるたのブラッシュアップをさらに行います。特に自分オリジナルのコンセプトが見つからない人は、新しくかるたを調べ追加していきましょう。また、それを分析していきます。集めた事例がどのような共通点があるかを分析し、A3にまとめてください。
TA:石渡