担当:柳澤潤、高島英幸、遠藤智行(分担)、中村秀親(分担) 以上常勤
杉千春、岩澤拓海、櫻木直美、井上玄、木内達夫、野上恵子、長柄芳樹 酒谷粋将 以上非常勤講師
助手:村山徹、YAP Minwei + TA 高里一希、渡部壮介(M1)
2025年10月3日(金)3,4限(13:15~16:50)
授業の冒頭、井上玄講師、杉千春講師、高島英幸教授の自己紹介とショートレクチャー、柳澤潤教授から事例紹介レクチャーが行われました。

配置計画や断面計画などを実際のこども園の写真と図面を例に説明していただきました。外部空間と内部空間のつながりや視線の通り方など、設計の手掛かりとなる様々な視点を得られたと思います。自分なりに重要だと思うこと、挑戦してみたいこと、興味があることを手掛かりとし設計をスタートしましょう。


学生たちからは敷地から見えるシーサイドラインに合わせて廊下を浮かせたり、丘の中に教室を埋めたり、スキップフロアの連続のような形だったりと様々な提案が見受けられました。また、初回エスキスだったこともあり、アプローチも人それぞれでした。ヴォリューム模型から考える人、スケッチから空間を想像する人、周辺環境の写真から発想する人など様々です。スタディの媒体によって見えてくるものは違います。複数のアプローチを並行してみるのもいいかもしれません。


まだ構造のことを考えている人は少ないようですが、建築の形と同時に構造形態について考えることが重要です。構造まで考えられると提案に説得力が生まれます。早めから木内先生にアドバイスをもらいに行きましょう。
一週間自分なりに考えた案が、今回のエスキスで広がったり、手掛かりが見つかったりした学生が多かったのではないでしょうか。まだアイディアが浮かばない学生もいると思いますが、事例を調べ、スタディの量を増やすことで見つかるものもあるはずです。自分なりに考えたことを信じて手を動かしていきましょう。
TA:渡部壮介