建築材料実験 (2年)

第2回 骨材試験(密度・吸水・ふるい分け・単位容積質量)

2025/10/09

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2025年10月9日(木)「建築材料実験」の第2回目の授業が行われました。

今回の講義では骨材の密度及び吸水率、ふるい分け、単位容積質量試験を行いました。
初めに先生方から試験方法や試料調整、測定のやり方、骨材の密度、吸水率の求め方についての説明がありました。

粗骨材と細骨材の2グループに分かれて試験を行いました。
骨材の密度、吸水率試験はまず、粗骨材は布で一つ一つ石を拭き、表乾状態を作りました。細骨材は器具を使い砂が崩れる様子を確認することで表乾状態を作りました。その後、各骨材の密度を測定しました。粗骨材チームの様子はせっかく拭いた石を水の中に入れる必要があったため、少し残念そうにしながら測定を行っていました。細骨材チームの様子はフラスコ内の空気を外に逃がすことに苦戦しながらも一生懸命に作業を行い、測定を行っていました。

ふるい分け、単位容積質量試験はまず、偏りなく資料を採取するために粗骨材は四分法、細骨材は試料分取器を用いて採取しました。
ふるい分け試験では、何層にもなる網ふるいを上下左右に動かしながら行い、各網ふるいにとどまった試料の質量を計測しました。粗骨材チームは網ふるいに大量の試料を入れてしまい、うまく骨材が通過せず苦戦していました。細骨材チームは網ふるいの網目に詰まった細かな骨材をブラシを使用して落としていましたが、なかなか骨材が落ちず苦い顔をしていました。

単位容積質量試験では、粗骨材・細骨材ごとに容器の所定量試料を入れて所定回数を均等に突き棒で突きます。そして、骨材表面をならし容器が骨材で満たされた状態で質量を計測しました。

次回はセメント強度試験体の作成を行います。

SA:上村文太


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