まちづくりデザインスタジオ2 (3年)

第1回 ガイダンス・課題出題

2025/09/30

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【担当】黒田泰介、兼広彰、戸田啓太

2025年9月30日(火)、まちづくりデザインスタジオ2 の第1回目の授業が行われました。第1回目の今日は授業のガイダンスと共に、今年度の課題が出題されました。

2025年度は旧東海道の宿場町、藤沢宿に残る木造2階の古民家「旧桔梗屋 店蔵」をテーマとして、古くからの歴史が積層するこの場所に、藤沢の街の活性化とまちづくりに貢献する施設を設計します。

授業の前半は対象建物の実測調査を行い、各種の図面を作成します。建物の各部を実際に測り、寸法と構造を理解していく事で、全体の空間構成やモデュール、設計者の意図が明らかになっていきます。実測図面の作成以外にも藤沢宿の歴史を調べ、古民家の再生事例についても研究していきます。後半の設計課題では、こうした調査を踏まえた上で、藤沢のまちに対して積極的に貢献する提案が求められます。

始めに黒田先生から授業のテーマと概要の説明がありました。昨年度のカトリック小田原教会を対象としたスタジオでの活動が説明されました。実測図面と共に、学生による再生・利活用案が紹介されました。続いて今回の課題の対象である旧桔梗屋について、兼弘先生より藤沢宿の背景や特徴と共について教えていただきました。

調査のために、全体を5班に分けます。それぞれ敷地内の建物群を分担して、平面や断面などの図面を担当します。授業の後半は、非常勤講師の兼広先生、戸田先生から、自己紹介を兼ねた作品の説明をしていただきました。

次回は藤沢本町駅に現地集合して、敷地周辺の調査をします。ぜひ今後の設計活動に役立ててください。

SA :久保田


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