担当:古賀、大島、津野、村山
2024年12月12日第10回の講義が行われました。
今回は、中間発表です。ポスターセッション形式で発表が行われました。これから完成に向けて、一通り図面や模型を準備することで、住戸や住棟のスケール感を確認し、また、説明において必要なダイアグラムや表現のアドバイスをもらいます。全体の印象として、前回までのエスキスでは、各々考えているアイデアは面白いと思いましたが、今回それを図面や模型で表現しきれなかった学生が多い印象でした。


前回の授業で村山先生から、手描きの図面を作成することで実際のスケール感覚を理解することができるというアドバイスから、手描きで作成してきた学生がいました。手描きで描くことで図面から生活している様子が伝わりやすくなります。ぜひ、参考にして説明をせずに図面や模型を見ただけで相手に伝える工夫を考えてみましょう。


最後に先生方から総評がありました。
・建築は立体なのでしっかりと空間が伝わるように各図面を表現してください。特に断面について、よく考え、図面に書き出し表現してください。
・住戸の壁が2重になっている学生が何人か見受けられました。壁は2重にせず、離すか、1枚にするかにして考えてください。
・次回までに今自分がやらなければいけないことをすべて図面に表現してきてください。その次に自分の計画において核となる部分に注力し設計してください。
・大半の人が集合住宅の型となるアイデアができています。あとは完成へ持っていくことが大事なので今日言われたことを咀嚼し、たくさん手を動かしてください。








中間発表が終わり、エスキスも残り数回となります。とにかく手を動かして、模型、図面、コンセプトシートなど、どうすれば相手に伝わりやすくなるかを考え、完成に向け頑張りましょう。
TA:石渡