この授業では、春学期の「パッシブデザインスタジオ」で扱ったオフィスビルを対象に、太陽光や自然風といったパッシブ技術に加えて、給排水設備・空調設備・電気設備などのアクティブ技術を組み合わせ、省エネルギー・省資源を目指した建築設備計画の提案を行います。
授業の最初には中村先生から進め方についての説明があり、その後、一昨年度の優秀作品に選ばれた長谷見さんに建築計画・設備計画の発表をしていただきました。昨年度より最終成果物としてプレゼンテーションボードの完成度も重視されるようになっており、その工夫や制作のポイントについて具体的に紹介されました。
その後、各班に分かれてエスキスを行い、建築図の修正を進めました。今年度も札幌・仙台・横浜・甲府・京都・那覇の6地域を対象に建物を計画しているため、「地域特性を反映させること」や「必要な設備スペースの確保」といった指摘が多く出されました。
次回からは、給排水衛生設備の計画に入ります。先ずは建築図の修正を確実に行い、10月6日(月)に提出しましょう。



