2024年11月27日(水)、理工/建築・環境学会 研究発表講演会が開催されました。
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一般講演は、午前9時から11時45分まで、5号館5-301、5-503、5-505教室の3会場で行われました。デザイン・構造・設備の3つの分野に分かれ、一人発表時間10分・質疑応答4分で、計31名の学生が研究成果を発表しました。それぞれの会場に多数の参加がありました。
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特別講演は、午後13時から14時30分頃まで、5-101ホールで行われました。青木茂建築工房会長の青木茂先生をお迎えして、「リファイニングのこれから」と題してご講演いただきました。会場では学生116名を含む、127名の参加があり、盛況となりました。
冒頭に、本学部の李准教授による司会進行の元、大塚学部長からの挨拶が行われました。青木茂先生は、大分で設計事務所を開業後、はじめての改修案件となった地元大分での宇目町役場庁舎を皮切りに、野津原多世代交流プラザ、福岡の八女市多世代交流館といった数多の改修作品をつくられ、耐震補強、確認済証取得を実現するリファイニング建築を確立されました。
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数々の作品をディテールから苦労話まで余すことなくお話しいただきました。講義は中盤に質疑を挟みながら、一方的な語りではないアクティブラーニング的に行われ、ライブ感のある講義となりました。講義のなかで語られたリファイニングの技術はすべて公開しておられるということで、学生のみなさんは後世に引き継いでいく青木先生の姿勢に感銘を受けたのではないでしょうか。
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講演のあとは再度質疑応答が行われ、最後に黒田先生による挨拶、大塚学部長の記念品贈呈でしめくくられました。
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