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第44回エコ・コンクリートカヌーコンペ2024を開催しました

2024/09/24

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9月24日(火)、第44回エコ・コンクリートカヌーコンペ2024が開催されました。

2019年を最後にコロナ渦の影響を受け2022年まで中止、昨年エコ・コンクリートカヌーデモとして開催、今年満を持してエコ・コンクリートカヌーコンペを開催することができました。

コンクリートカヌーコンペは、1977年から44回を重ね続けられている伝統行事で、モノづくりの楽しさ、難しさを体験することを目的としています。

5年ぶりのコンペは今までのうだるような残暑から一転、すがすがしい秋晴れの中の開催となりました。

5号館101ホールにて開会式が行われ、賞の紹介やコンペにおける注意事項の説明がありました。

今年は全6チーム、42人の参加がありました。建築・環境学科の1年生から2艇、2年生から1艇、4年生から3艇が参加し、大学の前を流れる侍従川でのレースに挑みました。これらのコンクリートカヌーはすべて、参加者たちが夏休みの間に自分たちの手で設計、製作したものです。

今年は非常に風が強く、往路が向かい風となったためスタートしてもなかなか進まず、追い風の復路ではまっすぐ進めることが出来ず、どの艇も苦戦していました。レース中にカヌー同士が接触しカヌーの胴体に亀裂が入ったり、元々の施工不良がさらにひどくなり、水を掻き出していないと沈みそうになるなど波乱はありましたが、予定していた全4レースを無事に終えることができました。

優勝は昨年のデモでレースに出る前に沈没してしまった2年生チーム「一蓮托生」、続いて5秒差で4年生高島研究室チームの「モスキート」、3位は過去に前例がない2そう船を作った1年生チームの「PRIME NUMBER 1号」という結果となりました。 昨年度のデモにおいて一番速かった4年生チーム「STINGRAY」がレースに出る前に沈没したり、4年生同士の抜きつ抜かれつの接戦をしている中、両艇ともに沈没するなど6艇中4艇が沈没しました。沈没しても引き上げて再度レースに参加するチームもあり、学生の意欲に驚かされました。

本コンペには、企業や学内各部署、OBから賞をいただきました。  そしてコンペ当日は、川沿いで多くの方々が足をとめ、声援を送ってくださいました。 ご協力くださったみなさまに、感謝いたします。  


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