2024年03月17日(日)、2023年度秋学期バーティカルレビューが赤レンガ倉庫の建築展会場にて開催されました。
このイベントは,教員と学生が共に関東学院大学の建築・環境教育の全体像を見つめ直すと同時に,上級生,下級生の作品発表を通して創造的な刺激を受け合う場として位置づけられています。1年生から4年生の設計製図及びスタジオ及び大学院のスタジオまで,全学年の作品発表が行われました。本年度は会場に非常勤講師8名、専任教員6名、助手3名と来場者30名ほどを迎え入れ、対面形式で開催しました。
発表作品は下記の通りです。
【1年次】
建築設計製図Ⅱ
[担当]黒田、李、中津、古川、日置、大沼、佐野、加藤、中村、新明、ヤップ
課題「野島公園のチャペル」
223N1027 江田琴美 水に浮くヒトと空間
223N1067 佐竹青嵐 流れの行く先に ~大屋根の礼拝堂~
223N1149 和田山千穂 round
223N1150 王雨楽 和諧ノ教会 (※未発表)
【2年次】
建築設計製図Ⅳ
[担当]柳澤、⾼島、遠藤、中村、酒⾕、杉、野上、井上、木内、岩澤、櫻⽊、村⼭、ヤップ
課題「公園とともにあるこども園」
222N1042 川村彩良 大地につつまれて
222N1135 森田翔 だんだんでこぼこ
課題「海辺の観光センター 」
222N1055 倉科彩香 横浜のバイオフィリア
222N1132 宮本莉子 バンドタワー
ランドスケープデザインワークショップ
[担当]中津、野⽥
222N1055 倉科彩香 暮らしの片隅に
222N1067 澤口樹香 時時刻刻
222N1075 鈴木竣人 共有の結節点
222N1093 中田結和 Creative Neighbors
【3年次】
建築デザインスタジオ2
[担当]粕⾕、高塚、松田
221N1081 谷山祐基 出会い、触れる
221N1095 西澤瑛真 そうぞうの山景
まちづくりデザインスタジオ2
[担当]⿊⽥、兼弘、戸田
221N1038 桑原美幸 騒がしい本屋
221N1077 田中妃亮 静と動
221N1038 廣野理子 小路
すまいデザインスタジオ2
[担当]古賀、津野、⼤島
221N1011 井村伽成 補い 繋いで
221N1135 米山佳蓮 若木がまちに「ひらく」
【⼤学院】
デザインスタジオⅡ
[担当]柳澤、粕⾕、高橋
323J3011 小西悠太 透き通る段違いの家
発表後には教員・非常勤講師の方々からの総評と賞の投票を行いました。
2023年度秋学期バーティカルレビューの優秀者は以下3名に決定しました。
【金賞】
●【2年次】建築設計製図Ⅳ
川村彩良「大地につつまれて」
【銀賞】
●【3年次】建築デザインスタジオ2
谷山祐基「出会い、触れる」
【銅賞】
●【3年次】建築デザインスタジオ2
西澤瑛真 「そうぞうの山景」
さらに参加頂いた先生方からの特別賞が授与されました.
【個人賞 各賞】
柳澤賞 江田琴美 「水に浮くヒトと空間」
神戸賞 佐竹青嵐 「流れの行く先に ~大屋根の礼拝堂~」
野田賞 佐竹青嵐 「流れの行く先に ~大屋根の礼拝堂~」
ヤップ賞 和田山千穂「 round」
村山賞 川村彩良「大地につつまれて」
粕谷賞 倉科彩香 「横浜のバイオフィリア」
久山賞 宮本莉子 「バンドタワー」
原崎賞 (ランドスケープデザインWS全員)
古賀賞 西澤瑛真 「そうぞうの山景」
古賀賞 米山佳蓮 「若木がまちにひらく」
野上賞 廣野理子「小路」
津野賞 井村伽成 「 補い 繋いで」
小形賞 小西悠太「 透き通る段違いの家」
(順不同)
本年度の秋学期バーティカルレビューは、白熱した議論で大盛況のうちに終わりました。異なる視点による相互批評から、本学部の教育思想である「意匠・構造・設備デザインの統合」に向けて、更なる進化をするためのヒントも得られて、教育する側にとってもたいへん有意義なものとなりました。
発表者の皆さんは次回も発表できるよう,発表できなかった皆さんは次回こそ発表できるよう新年度からもデザインに没頭して、まだ見ぬ未来を新しい建築で創造してください。