JIA(日本建築家協会)神奈川地域会主催
35回神奈川県7大学+1専門学校 卒業設計コンクールレポート(報告:柳澤 潤)
日時:2024年3月3日(日)10:00~17:30
場所:横浜市庁舎 アトリウム
審査員:福島加津也(委員長)、畑友洋、森田祥子、高野洋平
プレゼンテーション:関東学院大学、東海大学、明治大学、横浜国立大学、神奈川大学、東京工芸大学、慶応大学、浅野工学専門学校 25作品
・10:00~12:00 ポスターセッション
・12:00~13:00 1次審査 非公開
・13:00 2次通過者 発表 12作品
・13:15~17:30 2次審査及び講評
本学からは2月に開催されたDiploma2023で選ばれた3名が挑みました。午前中に各審査員が25作品を回りながら審査するポスターセッションを経て、1次審査を行います。本学から展示している薗田さくらさん、髙橋梨菜さん、荻尾明日海さんの3名が挑みました。
今年は全員1次通過して2次審査に、各大学出展者全員が2次に進んだのは関東学院大学のみの快挙でした。その後3人とも2次審査で3分間のプレゼンテーション、緊張した面持ちの中、3人とも堂々のプレゼンテーションでした。
2次審査では審査員一人3票の投票により、髙橋梨奈さんが銅賞、惜しくも全国大会出場はなりませんでが、第2位の人と最後まで銀賞を争いました。各審査員がともに「とても丁寧に土木と建築の関係を構築していて建築の豊かさが表れている」とのコメントでした。他薗田さん、荻尾さんへも審査員から温かいコメントが述べられ、とても良い雰囲気の審査会でした。
ちなみに金賞は横浜国立大学 山田信希さん、銀賞は慶応大学 高部達也さん。銀賞の高部さんは自ら井戸堀機を開発、様々な場所での井戸水の重要さを訴え、インフラの民主化、というテーマで臨んだ野心作でした。
高橋さん、おめでとうございました。薗田さん、荻尾さんも素晴らしかったです。後輩もちらほら来場していて、次の世代に向けても大きなエールになったのではないかと思います。