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2023年度「卒業設計公開発表・審査会」が開催されました。

2024/02/07

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2024年2月10日(土),2023年度「卒業設計公開発表・審査会」が開催されました。

このイベントは,建築・環境学部 建築・環境学科の新設後に始まり,今回で8回目を迎えました。教員から推薦された13作品と自己推薦2作品による計15作品の卒業設計を発表・審査し,金銀銅の3賞を選出します。なお,審査は専任教員及び建築設計製図やデザインスタジオをご担当いただいた非常勤講師と助手で行われました。当日は非常勤講師13名、専任教員9名、学生約40名の参加がありました。

〈発表者〉

小原 久奈  歩行としての礼拝

日下 武人  UNIVERSITAS環境シミュレーションを用いたキャンパス空間考                      

石橋 明日香     海の駅、漁村 の里島研究所〜島のサザエとウニで 創る 循環〜                       

石渡 公崇   “スローライフ~“しょく”でつなぐ人と町~”  

荻尾 明日海     私が奏でるもうひとつの世界の中で。

       ~「別れの曲」の空間化を通して私が見つけたこと~”                          

勝又 小太朗     学びの詩学                       

久住 悠河      地久を住み尽くす-身体性の獲得と補填 生きるまちへの更新-                      

小林 来未   結びの作法 ~まちの縫い目となる空間~

白石 リコ   雪の家「雪があるからこそできる暮らし」

薗田 さくら     まちの鼓動           

髙橋 梨菜        まちを癒やして                        

常盤 俊介         個の善導                         

中公 彪之祐       旅路 ~踏み出す新たな一歩~ 

増田 勇大       連なる蒙る径-風景から得る体験の顕在化-

TANG SHIHUI (欠) SEA SCRAPER  海に向かって下方に延びる多層ビル       


発表者は,スクリーンに大きく映したパワーポイントを用いて自身の設計内容を簡潔かつ的確に説明し,先生方は目の前にある模型を覗き込んだり,ボードに貼られた図面を真剣に眺めながら,不明な箇所を質問したり,作品のコンセプトや内容について講評します。授業で担当した学生の集大成と言える作品に先生方の熱意も冷めることなく議論は終始白熱したものになりました。

発表が終わった後は、審査員による講評と公開投票が行われ,今年の3賞受賞者が以下の通りに決定しました。

「金賞」
荻尾明日海  私が奏でるもうひとつの世界の中で。
      ~「別れの曲」の空間化を通して私が見つけたこと~

「銀賞」
髙橋梨菜   まちを癒やして  

「銅賞」
薗田さくら まちの鼓動  

そして、建築・環境学部の前身である工学部建築学科時代から、専任教員の評価による卒業設計の最優秀作品の作者に対して贈られる伝統的な「足立賞」には、髙橋梨菜さん(設計)と安本紗良さん(論文)が推薦されることになりました。また,学外での卒業設計展への出展作品として各々以下のように決定しました。

「JIA神奈川卒業設計コンクール」
荻尾明日海、髙橋梨菜、薗田さくら(以上3名)

「レモン展」
荻尾明日海

「日本建築学会 全国大学・高専卒業設計展示会」
髙橋梨菜

「近代建築_卒業制作2023」
荻尾明日海

そのほかに,特別賞として学部長賞の授与も行われました。

「学部長賞」
日下武人 UNIVERSITAS環境シミュレーションを用いたキャンパス空間考
石橋明日香     海の駅、漁村 の里島研究所〜島のサザエとウニで 創る 循環〜
石渡公崇  スローライフ~しょく”でつな人とぐ人と町~
勝又小太朗     学びの詩学
TANG SHIHUI  SEA SCRAPER  海に向かって下方に延びる多層ビル

発表者の皆さん,お疲れ様でした。そして受賞された皆さん、おめでとうございます。卒業設計で考えたことは十年経っても忘れることはありません。卒業設計は,4年間の学生生活の集大成であり、自身の根源的な興味に向き合い、世に問いかける第一歩です.大学院進学する学生や就職する学生など,これからの進路は様々ですが,本学で学んだこと,考えたことを大事にそれぞれの舞台で活躍して欲しいと思います。


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