■訪問日・主な訪問先
2023年9月19日(火)〜 24日(日)
韓南大学建築学科(韓国 大田市)など
■訪問者
合計14名(教員1名、大学院生4名、学部生9名)
教員:粕谷淳司 准教授
学生詳細:
大学院:陳家楡(M2)、小西悠太(M1)、柳定勲(M1)、寺山宇洋(M1)
学部: 大塚幸風(B4)、荻尾明日海(B4)、小原久奈(B4)、白石リコ(B4)、鈴木咲(B4)、髙橋梨菜(B4)、田邊千夏(B4)、蝶野史弥(B4)、原田莉歩(B4)
■日程
・9/19(火): 東京発 → ソウル着、ソウル泊
・9/20(水):ソウル市内で建築見学(景福宮、ARARIO MUSEUM(建築家 金壽根の元事務所が現代美術館となっているもの)、昌徳宮、DDP(東大門デザインプラザ))、ソウル泊
・9/21(木):ソウル市内で建築見学(梨花女子大学キャンパス、徳寿宮、AMORE PACIFIC本社屋、国立中央博物館、サムスン美術館Leeum)、夜 韓南大学および本学大学院OBのLee Junho氏と面会。ソウル泊
・9/22(金): 午前 KTXで大田へ移動、昼 韓南大学キャンパス、午後Shin Hyunjun教授および学生の案内で世宗(セジョン)行政中心複合都市を見学、夕刻 韓南大学建築学科にて日韓双方の学生による作品発表(発表者:荻尾・髙橋、寺山)。韓南大学ゲストハウスおよび学生寮泊
・9/23(土): 午前 Shin Hyunjun教授および学生の案内で大田(テジョン)旧市街および大田近現代史展示館(旧忠南道庁舎本館)を見学。午後 卒業設計発表会で審査に参加。夜 韓南大学近くで教員・学生による交流会。韓南大学ゲストハウスおよび学生寮泊
・9/24(日): 午前 大田からソウルに移動。午後 自由行動。夕刻ソウル発の便で帰国
首都機能移転を目的として、LH(韓国土地住宅公社)により2012年頃より急速に開発が進められている新都市、世宗(セジョン)市を、関係者であるShin教授の案内のもと、学生とともに見学しました。世宗市は中心部に設けられた人工湖周囲の歩行者エリアと、およそ85万㎡に及ぶ中央部の行政庁舎コンプレックスがほぼ完成し、周辺5街区に分かれた住宅地区も、およそ80%が完成していました。今後、自動搬送システム等の実装が予定されており、先端的なスマートシティとして注目されそうです。
韓南大学建築学科の卒業設計発表会に審査員として参加し、学生作品の表現方法、設計内容などを仔細に観察しました。レーザーカッター、3Dプリンターを活用した模型表現、CG表現のレベルは高く、本学としても学ぶところが多いと思われました。本学の学生たちも作品を見学し、作者と交流を行うことができました。
二日間を通して、Shin教授とともに4年生数名が見学等に同行し、教員間、学生間ともに交流を深めることができました。