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Sustainable Design Review in Spring 2022を開催しました。

2022/10/04

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9月20日(火)、今年度から初の試みとして、環境設備分野のセメスターレビュー『Sustainable Design Review in Spring 2022』を開催しました。

建築業界では、カーボンニュートラルに向けてZEBやZEHといった様々な取り組みがなされていますが、その実現には、環境設備分野が重要な役割を担っています。このレビューでは、学部1年生から4年生までの環境設備分野の科目を俯瞰し、大学院進学、就職に向けて今後の学修課題を学生、教員が一緒に考える機会となることを目的としています。

春学期は、3年生から環境共生デザインコースの「パッシブデザインスタジオ」の優秀作品と「建築環境・設備実験」のレポート、4年生から昨年度秋学期の「建築環境デザインスタジオ」の作品の発表です。

冒頭大塚先生から開会の挨拶があり、次に「建築環境・設備実験」5つの実験のレポートが担当教員から紹介されました。

 

「パッシブデザインスタジオ」では、第1課題『自然環境と融合した地域コミュニティを活性化させる施設』、第2課題『New Normal時代のオフィスビル』について、それぞれ5名の学生が発表を行いました。発表後、会場に並んだ図面と模型を見ながら、参加した学生や教員・非常勤講師の方々からの質疑がありました。

 

「建築環境デザインスタジオ」は、パッシブデザインスタジオで自ら設計した建築物に設備設計を行ったもので、昨年度秋学期に履修した現4年生2名から作品の紹介がありました。質疑応答の他、この秋から建築環境デザインスタジオを履修する3年生に向けたアドバイスもありました。

 

最後に本年度から新設された環境系サークル「eN」について、創設の中心となった4年生から紹介がありました。今後の活動計画として、展覧会への参加や建物見学会の企画を考えているそうです。

 

最後に遠藤先生から閉会の言葉がありました。バーティカルレビューから独立して初めてのセメスターレビューですが、予定よりもだいぶ時間が超過してしまいました。会場参加の方もオンライン視聴の方も長時間お付き合いいただきありがとうございました。


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