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<AFTER SCHOOL SEMINAR EXTRA EDITIONを開催しました>

2023/02/01

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AFTER SCHOOL SEMINAR EXTRA EDITION

「地球環境とライフサイクルと発注者―What’s going on!」

○講師 松野信夫 (関東学院大学大学院・埼玉大学大学院非常勤講師

         元鹿島建設(株)エンジニアリング本部担当部長)

○参加人数 55名

○参加教員 遠藤智行、山口温、中村秀親、新明加奈子

○会場 5-501・505

○日時 2023年1月24(火)15:10~16:20

○テーマ 「地球環境とライフサイクルと発注者―What’s going on!」

 

講師の松野信夫氏は、関東学院大学(環境工学の鴻池研究室)修了後、鹿島建設に入社し建築設備設計に携わられ、事務所ビルからバイオハザードの研究所まで幅広く対応されました。技術士(衛生工学部門)を取得後、働きながら某大学の通信教育で経済学部を卒業。某大学大学院法学研究科で環境法を学び、法学修士を取得されました。公的資格取得は20を超え、これらの知識を生かして、鹿島建設本社にライフサイクルマネジメント室を立ち上げ、ファシリティマネジメントも含め、建物や施設のあらゆる場面でのお客様支援業務をされてきました。2002年から本学で非常勤講師を務められ、これまでに建築環境工学、環境管理特論などを担当されました。

 

建築設備・設計演習の講義内に開催したAFTER SCHOOL SEMINAR EXTRA EDITIONには、受講生である学部3年生に加えて環境設備系の大学院生も参加しました。

セミナーの冒頭に「考える力」について熱意を込めて話して頂きました。

 

大学入試までは暗記力を試されるが、社会では頭を使い考えることが大切で、学力に関係なく学生のうちから鍛えることが重要とのことでした。考える力で本学学生が社会に出た際に、他大学の優秀な学生との差を付けられるとお話し頂きました。

 

続いて「発注者の思いに応えるために」「地球環境問題」「環境への意識改革」の順に話してくださり、景観や環境アセスメント、SDGsについて話してくださいました。

その中で法規に絡めた、お話を下さり法規制が時代に応じ変わる中で「ただ高層の建物を建てればいいのか」や「SDGsの項目を少しでも満たしていれば地球温暖化の改善に繋がるのか」など建築を造る側として環境配慮への意識を高める大切さを感じました。

最後に、松野先生は本学非常勤講師を定年退職ということで花束とプレゼントを贈呈しました。
松野先生、貴重なお話をありがとうございました。
また、長い間ありがとうございました。

TA:河瀬、矢作


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