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社会連携プロジェクト「水際の点と線」中間発表会を開催しました。

2025/12/02

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本学部が横浜市都市整備局と連携して取り組むプロジェクト「水際の点と線」の中間発表会が、2025年11月26日(水)に5-301教室で開催されました。

このプロジェクトは、横浜市の臨海エリアである「水際線」をより魅力的な空間とするため、学生が自由な発想と多角的な視点から、まちづくりに関する考察と具体的な提案を行うものです。

中間発表会には、横浜市都市整備局から川坂氏、川田氏をはじめ、大学の社会連携センターおよび建築・環境学部の教員が参加し、10名の学生たちの発表に耳を傾けました。

学生はプロジェクターに投影されたスライドのほか、自ら制作したユニークな冊子などをもって、プレゼンテーションを行いました。発表テーマは、従来の空間デザインの枠を超え、家具の考察から、人々の行動分析、音、SNSの利用動向など、多岐にわたりました。

一部の学生の作品を紹介します。

M1_西澤「ベンチ」:5kmの水際線沿いにあるベンチの数を集計し、素材別に分類。

B3_佐竹「音景」:水際線のそれぞれのエリアで環境音を録音し、視覚ではなく、聴覚を通して水際線の特性を分析しました。

M1_渡部_「海強度」:水際線沿いの10の断面から、海がどうのように感じられるかを分析。

発表後には、横浜市都市整備局の担当者の方々から、各テーマに対する実務的な観点からのコメントが寄せられました。特に、「学生の工作物はどれも手にとって読みたくなるもので、多方面からの着眼点・考え方があり、とても刺激を受けました」との言葉をいただき、学生たちの提案が、市の職員の皆様にとっても新たな知見を得るきっかけとなったことが伺えました。

中間発表で得られたフィードバックを踏まえ、学生たちは最終提案に向けてさらに考察を深めていきます。このプロジェクトの集大成となる最終発表会は、12月17日(水)13:00〜14:00に開催予定です。学生たちの最終的な提案にぜひご注目ください。


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