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社会連携プロジェクト「水際線の点と線」フィールドワークを実施しました。

2025/11/04

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関東学院大学 建築・環境学部は、横浜市と連携した社会連携プロジェクトの一環として、10月20日(月)にフィールドワークを実施しました(担当:建築・環境学部助手 ヤップ・ミンウェイ)。本プロジェクトは、横浜市が策定を進める「(仮称)水際線まちづくりコンセプトプラン」に、市内の大学生から意見やアイデアを募ることを目的としています。

フィールドワークには、建築・環境学部の学生7名が参加しました。引率教員、本学社会連携センター職員に加え、横浜市の担当職員3名が同行し、約5kmの水際線を共に歩き、現地を確認しました。学生たちは、横浜市職員から水際線エリアが辿ってきた歴史的変遷や、現在各スポットが抱える課題について、具体的な説明を受けました。

この水際線エリアは、すでに多くの魅力的なスポットが存在していますが、来訪者が特定の「点」で目的を終え、エリア全体を「線」として回遊せずに帰ってしまうという課題が指摘されています。

学生たちはこの課題に対し、「水際線を単なるスポットの集まりではなく、海を感じながら歩きたくなる一連のシークエンス(線)として捉え直す」というプロジェクトの趣旨を意識し、連続的な空間構成や回遊性を促すための具体的な仕掛けについて現地で考察を深めました。

学生たちは、今回のフィールドワークで得られた学びや発見を活かし、「滞在を促す魅力的な空間構成」や「朝・夜間の利用を促すアクティビティ」など、それぞれのアイデアを提案する予定です。彼らがどのような提案を生み出すのか、その成果にぜひご期待ください。


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