産官学・地域連携

地域連携

建築・環境学部では自然や地球環境との共生、少子高齢化社会におけるコミュニティの再生などの課題を、地域と共に解決する取り組みとして、学生と一緒に進めています。 地域に根ざし、地域の課題をみつけ、行政や地元の方々と一緒に解決策を考えていく。建築・環境学部では、学生が主体となってフィールドワークを行い、積極的に研究に取り組んでいく教育を進めながら、産官学・地域との連携を目指しています。

葉山町農家カフェ
神奈川県葉山町の高齢化と過疎化が進んでいる上山口地区で「ボランティアが休耕地を利用してハーブを栽培し、アロマウォーターなどの製品を作り、葉山・鎌倉発の地域ブランドに育てる取り組み」が行われています。その拠点をつくろうと、休耕地の現在使われていない民家を「農家カフェ」として再生するプロジェクトに取り組んでいます。

水質浄化ワークショップ
横浜市金沢区並木地区にある「ふなだまり公園」で、ランドスケープ再生という観点で水質浄化ワークショップを開催しています。このふなだまりは、地元富岡八幡宮の浜降神事で賑わいをみせますが、もっと地元の皆さんの生活環境にとりこんでもらいたいという思いから、小中学生を始め多くの方とPH測定体験、水辺の野鳥観察などに取り組んでいます。

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産官学連携

建築・環境学部では、建築と環境の共生をテーマに、企業や諸外国と一緒に研究を行っています。UR都市機構、大成建設、TOTO,積水化学などとの共同研究や、諸外国との共同研究も進めており、その研究成果は学生と共に国際学会等で発表しています。 充実した大学の設備を使って実験を行い、実体験しながら学生達と研究を進め、より実践的で実学的な学びへとつなげることを目標にしています。

「あべのハルカス」の生ゴミ処理システム
大阪の超高層複合ビル「あべのハルカス」。その生ゴミ処理システムについて、株式会社竹中工務店と共同開発を行いました。建物から排出される生ゴミの合理的な処理は、都市の抱える大きな課題です。2013年5月に行われた現場実験には、竹中工務店の技術者と共に参加し、共同研究成果は、大沢記念建築設備工学研究所所報や日本建築学会において報告されています。