建築設計製図II

第4回 最小限住宅 A-A’断面図1/50のコピー 〈建築設計製図Ⅱ〉

2022/10/20

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2022.10.20(木)、建築設計製図Ⅱの第4回目の授業が行われました。

今回から2週に分けて、最小限住宅の断面図を1/50のスケールでトレースしていきます。

はじめに、黒田先生から授業スケジュールや図面、軸組模型について説明をしていただきました。授業内に図面を描き終えることが出来なかった学生は、提出日までに描き終えてこなければいけません。軸組模型の提出とも被るので、計画的に作業を進めていきましょう。

 

次に、日置先生から図面について、部分模型などを用いて説明をしていただきました。授業時間内にあまり進められていない学生が多くいる印象でした。

通り芯、躯体、開口部、家具…と平面図と描き順は同様です。自分が今、どの部分のどんな線を描いているのか理解しながら、描き順通り描くことで、早く正確に描けるのと同時に木造建築の構造を理解することが出来ることに繋がると思います。一歩ずつ頑張っていきましょう。

第2回、第3回同様、班ごとにスケッチ課題の好評を行いました。

さまざまな時代や国、構造形式のスケッチがバラエティー豊かに並んでいて、どのスケッチもよく描けていて、自分の考察もしっかりと書くことが出来ている作品が多くありました!また、発表する人が少しずつ固定されてきた印象です。他の人のスケッチを見て、どこがいいのか考えることも重要なことなのではないかなと思います。積極的に他の人の作品を見るようにしましょう!

最後に大沼先生から、軸組模型のレクチャーをしていただきました。

軸組図(軸組模型用の図面)が建物の内側から見たものなのか、外側からなのか、どっちが勝っていて、どっちが負けているのか、今やっているのが何という名称のどんな役割の部材なのか意識しながら作っていくと混乱せずに作っていけると思います。

先週の1階床組みからさらに細かく正確性が求められてきます。場合によっては治具(じぐ)を用いて、歪まずに作れているか確認しながら進めていきましょう!

来週は最小限住宅のB-B’断面図1/50をトレースしていきます。

今週のA-A’断面図よりも、屋根勾配が出てくる分難しくなると思うので、あらかじめ図面に目を通して、断面線は何か、見えがかりは何か理解しておくと描きやすくなるでしょう!

次回からも美しい図面が描けるように頑張っていきましょう!

SA:田﨑

 


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