関東学院大学 建築・環境学部 神戸研究室では、2024年度より、株式会社杢巧舎および株式会社悟工房と共同で実験的研究を進めています。
杢巧舎は神奈川県湯河原町を拠点とし、木造建築における伝統構法の技術を活かした建物づくりを行っている工務店です。悟工房は、そうした伝統技術の構造性能の検証を専門とする技術者集団です。
この地域では、伝統的な木造継手のひとつである「車知栓を用いた雇竿継手」が建築に活用されています。今回の共同研究では、同継手の構造性能をさらに高めるための実験的な検証を、神戸研究室と連携して実施しています。
2024年度のキックオフとなる試験では、大工の方々が継手を実際に加工する様子を学生が見学し、伝統技術の仕組みを理解する貴重な機会となりました。その後、大学に設置されている専用の試験機を用いて、強度試験を実施しました。
今回得られた知見については、今後の研究展開に関わるため、詳細は控えさせていただきますが、学生たちは実際に使用される構造部材やその加工工程を間近で学び、これまでに修得した構造設計の知識と融合させながら、地域社会への貢献を目指した研究に取り組んでいます。






今回得られた知見については、今後の研究展開に関わるため、詳細は控えさせていただきますが、学生たちは実際に使用される構造部材やその加工工程を間近で学び、これまでに修得した構造設計の知識と融合させながら、地域社会への貢献を目指した研究に取り組んでいます。
神戸研究室:https://wkambe.wixsite.com/my-site-1