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韓南大学(Hannam University)建築学科との交流会が開催されました。

2023/05/29

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2023年5月24日(水)、韓国デジョン市にある韓南(ハンナム)大学建築学科の学生 26名、教員 6名が本学を訪問し、国際交流会が開催されました。

韓南大学は、本学と大学間交換留学の協定を結んでおり、毎年学生10名程度の交換留学をしておりましたが、コロナ禍により中断を余儀なくされ、本年度ようやく対面での交流が再開されました。

一行が到着してから、李准教授より建築・環境学部5号館と大沢記念建築設備工学研究所の施設案内が行われました。その後、5-101ホールにて、小山学長と大塚学部長より歓迎の挨拶が行われ、山口学科長からは英語での学部紹介がありました。本学からも学生35名程度が出席し、会場に合計80人弱が集まる盛況となりました。

その後、韓南大学ハンピロン教授から「東アジア都市の行き先」と題して、日本語でのレクチャーが行われました。ハン教授は、東アジア地方都市に共通する空き家・空き店舗の問題を指摘し、自ら取り組んでいるまちづくり再生活動について紹介していただきました。

続いて韓南大学と本学の学生発表が行われました。韓南大学の学生は、大学キャンパスのマスタープランと、デジョン市を中心に取り組んだ建築都市再生プロジェクトをいくつか紹介してくださいました。本学の学生からは、すまいデザインスタジオで取り組んだ課題を発表してもらいました。

偶然でありますが、韓南大学の発表プロジェクトは、実在する建築の改修といった具象的なものであるのに対して、本学の発表プロジェクトはインスタレーションから発想して空間をつくるといった抽象的なものになっており、両者のアプローチの違いから、会場での議論が活発になりました。

その後、5号館ラウンジで懇親会が開催されました。同時通訳アプリでコミュニケーションをとる学生が多く見受けられました。数年ぶりの対面での異文化交流に、学生も大いに刺激を受けたのではないでしょうか。

最後に全員がピロティに集合し、記念撮影を行いました。韓南大学の皆さま、遠方からご訪問いただき、どうもありがとうございました。また来年も、心よりお待ちしております。


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