授業紹介
ワークショップ
ランドスケープデザイン・ワークショップ
第13回 最終講評会<ランドスケープデザイン・ワークショップ>
- Category: ランドスケープデザイン・ワークショップ
- Posted by kgu1.
- 2022/02/02
2021年1月25日(火)「ランドスケープデザイン・ワークショップ」第13回目の授業が行われました。今週は最後の授業です。
1) ゲスト講師によるレクチャー
今週はゲスト講師、濱久貴さんに来校していただきました。濱さんは、中津研究室出身で、現在デザイン事務所を経営していらっしゃいます。ランドスケープ、建築、インテリアなど様々な分野において事業を行なっており、一貫したコンセプトをいろんな角度や視点からアプローチすることで新たなデザインを生み出しています。ランドスケープの力を利用してランドスケープでない所からの評価につなげていることは、ランドスケープデザインの広い概念を思わせました。
2) プレゼンテーション
学生の作品を一部紹介いたします。
「ミュージアム・カブェ」(左上写真)/「冒険に出よう!」(右上写真)
/「かなでんフォレストパーク」(下写真二つ)
3) 講評
ランドスケープデザインは細かい調整によって世界観は変化し、良くなるということを知っていてほしいとお話がありました。方向性を見つけて、それに向かってブラッシュアップの時間を設けること、そこで次に検討するべきことが見えたところから設計は始まります。考えた方向性の発想から、設計に繋がってく道筋のイメージを考えながら物事に触れること、先週の最終提出から今週にかけた一週間で学生の案にも飛躍が見られ、先生方に好評でした。また、ゲスト講師の濱さんより、ビジョン、理解して適正なものをあてるロジックが必要なこと、なぜ良いのかなど、突き詰めていくことが重要なこと、我の強さを大事にすることを講評の言葉でいただきました。
全てのワークショップが終了し、多くのことを学べたことと思います。設計製図もある中、並行してワークショップもやり遂げたこと、たくさん思考して手を動かし検討を重ねたこと、これらを自分の中のひとつのプライドにしてみてください。この先自分の設計するものが豊かになっていけるように、学んだことを生かしていただきたいです。お疲れ様でした。
SA:小山更菜