関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

ワークショップ


ランドスケープデザイン・ワークショップ

第6回 植栽と地面のデザイン<ランドスケープデザイン・ワークショップ>

  • Category: ランドスケープデザイン・ワークショップ
  • Posted by kgu1.
  • 2021/11/12

2021年11月9日(火)「ランドスケープデザイン・ワークショップ」第6回目の授業が行われました。

 

1)  学生プレゼンテーション(15:10-)

学生ひとりひとりに設計のコンセプトをプレゼンテーションしてもらいました。

IMG_1984-min⑤

 
2)  教員によるレクチャー(16:00-)

アスファルト舗装、インターロッキングブロック、木レンガ、自然石敷、土系舗装、土質アスファルト舗装、コンクリート平板舗装など、舗装の事例写真を見ながら説明していただきました。考慮すべき耐久性、歩行性、デザイン性、施工性、経済性、維持管理性などの観点から勘案し、舗装材を選定します。素材によって使い分けたり、素材が同じでも大きさや厚み、並べ方の工夫で見え方が変わります。舗装材の張り方、方向性をつけるのかつけないのか、さまざまな組み合わせを検討していきます。

検証した結果、空間をどうよくしたら更に良くなるのか、どういう素材であれば移動空間や滞留空間となり得るのか、人のアクティビティを舗装材によってデザインすることを意識しながらワークショップを行いました。

 

3)  ワークショップ

レクチャーで紹介していただいた舗装材の図面表記を参考にしながら、まずは平面図のブラッシュアップを行いました。

IMG_1994-min① IMG_1991-min④

IMG_2006-min② IMG_2004-min③

平面図から断面図の作成(写真左上)、図面と模型(他写真)。

 

次に1/50の断面図を作成し、自分が心の中で想定している風景と設計している空間が一致しているかどうかを検証しました。図面には視線の抜けや風の向き、聞こえてくる音、人の動線、光の角度などを矢印で書き込み、環境の動きを可視化します。矢印の太さや大きさ、長さ、表記に変化をつけることで、スタディを行う上で想像の広がりやすい図面となります。その後は色紙等を使って舗装のデザインを模型で表現しました。

 

SA:小山更菜