授業紹介
ワークショップ
モデリングワークショップ
第1回 ガイダンス <モデリングワークショップ>
- Category: モデリングワークショップ
- Posted by kgu1.
- 2021/10/13
2021.10.2(土) 第1回のモデリングワークショップの授業が始まりました。
モデリングワークショップでは、建築デザインを学ぶ上で必要とされる模型製作の技術と模型による建築空間の表現方法を、課題の制作を通して身に着けていきます。実践的な授業ですので、対面授業を原則として行っていきます。コロナ感染症対策として、窓を開け徹底的に換気をしています。受講者のみなさんは、体調管理に気をつけ、校舎入口での検温・アルコール消毒を実施しています。授業中はマスクを着用し、私語を慎むなど、感染防止を徹底して授業に取り組みましょう。
担当教員は一級建築士として仕事をなさっている太田圭一先生と馬場俊一先生です。授業のガイダンスの後に、模型製作に使う道具や材料の話がありました。カッター・接着剤(スチノリ・Gクリアー)・スコヤ・金尺・カッターマットなどは模型製作に必ず必要な道具なので、必ず自分の物を用意しましょう。また、スチレンボードは建築模型の制作にはよく使われる材料なので、手に入れておくといいと思います。
説明の後には、黒の水性ペンを使って制作を進めていきます。「1つの円を描いてください」のお題の次に「二つの円を描いてください」というお題を出してみると、1つの円ではだいたいみんな同じようになりますが、2つの円では斜めや横に配置したり、重なり合ったり2重にしたりと、要素が1つ増えるだけで様々な描き方が出てきました。ドットや線と円が混ざったモノクロ台紙を「塗りつぶしてください」というお題では絵柄が浮かび上がったり幾何学模様が浮かび上がったりそれぞれが考えながら思い思いに描いていました。
次の課題では、はさみを使います。100㎜の正方形と100㎜の円を切り出しました。正方形ではきれいに切れますが、円は歪んでしまい、正円を切り出す難しさを感じました。また、縮尺のある畳や人・車もはさみを使って切り出しました。事前に先生が作っていたものと比べてみると大きすぎたり小さすぎたり、スケールをつかむことの難しさも感じることができたと思います。
来週からはカッターを使って制作をしていきます。模型道具や材料を揃えて、忘れずに持ってきましょう。
TA:長橋