授業紹介
ワークショップ
ドローイングワークショップ
第13回 タイポグラフィ<ドローイングワークショップ>
- Category: ドローイングワークショップ
- Posted by kgu1.
- 2019/07/31
今回のドローイングワークショップは書体や文字組の基礎ついて学んでいきます。
[レクチャー]
まず初めに、身のまわりの文字についてのレクチャーがありました。
漫画雑誌の中の様々な文字スタイル表現を見ていき、フォント一つで同じことばでも全然違う印象になります。使うシーンに合わせて変えていくことでより内容が伝わりやすくなります。
[書体の基礎]
次に文字を実際に描いていきます。明朝体(セリフ)、ゴシック体(サンセリフ)で同じ文字を描いていき、それぞれの書体の特徴、見比べて違いを確認していきます。描く上で字と字の間隔について注意がありました。間を離しすぎると別の言葉と捉えてしまうため、バランスを取っていくにも大切です。
[立体文字]
後半は文字を立体化しつつデザインしていきます。今回は[drawing]の文字列をどのように描いていくか、描く前にラフを作成し、これまでに学んだ透視図法や色彩を活用して描いていきます。
今回は字体についてワークショップを行いました。これまではモチーフを対象に観察し描いてきましたが、今回はモチーフが存在せず、自身で構図や色彩を考えデザインをしました。
これからより自分でデザインを考え、それを実物として表現していく場面が多くなっていくと思います。その中で今回の講義でやったことを思い出して力をふるっていってほしいと思います。次回の講義が最後となりますがドローイングを楽しんで最後まで走りきれるようサポートしていきます。
SA:藤原・小林