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ドローイングワークショップ
立体の把握 〈 ドローイングワークショップ 〉
- Category: ドローイングワークショップ
- Posted by kgu1.
- 2014/05/23
5月17日
2週間ぶりとなった本日の授業テーマは「立体の把握」です。
授業開始と同時に配られたプリントにはキューブを基にした立体の三面図が描かれています。この三面図(2D)がどのような立体(3D)を示したものであるかを読解し、その立体をスケッチブックに描きます。三面図の読解はドローイングのみならず、設計を学ぶ上で必要な立体把握能力の訓練になります。
建築を学び始めてまだ1ヶ月あまりの1年生は、2Dを3Dに変換する作業に慣れておらず苦戦する者もいましたが、コツを掴んだ学生からどんどん理解できるようになっていきました。
後半の授業では「立体の把握」を発展させ、「空間の表現」を行いました。
前半で得た5つの立体から任意の2つを選び、1つは加工せず、もう1つは任意の位置で分割し、計3つの立体を構成要素として空間構成をします。立体は接地していても浮いていても構いませんが、影も含めて画面の構図をしっかり検討する必要があります。
今まで授業で習ったスキルを用いて立体的に描いていきました。
授業ではことあるごとに“全体的に進める”よう指導されます。これは全体と部分を同時に見る訓練になります。部分と部分を比較しながら部分と全体を関係づけ、全体のバランスをとる方法を体得することが必要です。
SA. 多田