関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

環境共生デザインコース

建築・環境学科

パッシブデザインスタジオ

最終提出・講評会<パッシブデザインスタジオ>

  • Category: パッシブデザインスタジオ
  • Posted by kgu5.
  • 2017/01/25

2016/1/23は、パッシブデザインスタジオの授業の最終回でした。

今まで作成してきた授業の集大成として図面やコンセプト、模型を提出し、先生方の審査が終わった後、講評会を行いました。
先週の授業のエスキスで提案された内容などを、最終提出図面へきちんと修正し取り入れている学生も多く、この半年間での成長が感じられました。

 

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講評会では、3名の学生が代表として、作品の発表を行いました。

安齋奎汰君は、「たまり場」というタイトルの作品でしたが、単に「良い建築を作って人々が集まる場所にする」という意味だけではなく、「水、空気、電気の建築設備要素をためる」という意味を込めたそうです。その思いの通り、給排水設備では水の再利用を意識したり、地中熱利用の放射パネルを取り入れる等、手堅い建築環境要素がふんだんに取り入れられた建築になっています。石崎先生からの講評では、要素が多くある割には、外観がすっきりとおさめられており、大阪ガス実験集合住宅NEXT21を彷彿させると好評価でした。

 

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大塲涼太君は、作品の大きなシンボルとして、小ホールやエントランス部に対して、自然換気を促進するための「ソーラーチムニー」を取り入れました。また、その効果を助長するため、床吹出し空調も採用しています。給排水設備では、BCP、LCPを考慮し、建物の地下部分に、常時使用水槽と非常時使用水槽を分けて設置する計画を行っていました。小原先生からは、安齋君の手堅いイメージに対して、この大塲君の作品は、独創的な設備を組み合わせたイメージだという評価をしていただきました。

 

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河合達夢君は、環境設備を取り入れても、建築としての美観を損なわないことを第一に考えた作品を発表しました。その考え通り、模型はとても華やかで、かわいいものに仕上がっていました。この建築の屋上は菜園となっており、冬には周辺にある講演の落ち葉を使って腐葉土を作るといった、人の手間をかけながら育んでいく側面を持ちつつ、一方で設備面では、ウォーターフローウィンドウやエアカーテンといった洗練された環境設備も取り入れ、設備と意匠のバランスが取れた作品になっていました。また、照明設備は、夜間にこの建築を利用する人のことを考えて配置されており、それが伝わってくると先生方から講評を頂きました。

 

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図面講評会終了後は、先生方から約半年間のパッシブデザインスタジオを振り返り、お話をしていただきました。この半年間で、図面の線の引き方から設備に対する考え方等、学生のみなさんは本当に成長したと思います。パッシブデザインスタジオ以前の自分と今の自分を比べ、成長したと胸を張って言える人も多いのではないでしょうか。

授業は本日で終了となりますが、来週のポートフォリオ提出をもって、パッシブデザインスタジオは本当の終了となります。このような授業を行っている大学は珍しく、就職活動の場でも大きな強みになります。
みなさん、最後の最後でうっかりなんてことがないよう気を付けましょう!

TA:松尾

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