建築設計製図II

B―B‘断面図1/50のコピー<建築設計製図Ⅱ>

2022/10/27

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2022.10.27(木)は、第5回目の建築設計製図の授業が行われました。前回に引き続き、最小限住居の断面図を1/50でトレースしていきます。

まず初めに、日置先生からB−B‘断面図の描き方についてレクチャーをしていただきました。今回は屋根勾配が見えてくる断面になります。GLより棟高と軒高を取り、鉛直軸との交点を結んで屋根勾配を描いていきます。

また階段を描く上での注意点をホワイトボードに示しながら説明していただきました。

小休憩を挟んでさっそくトレースを行なっていきます。前回のA―A‘断面図を描いたことで慣れたためか、全体的に若干図面を描くスピードが上がったような気がします。しかし、近づいてよく見ると線がぼやけている人が多く見受けられました。なるべく垂直にペンを持つと、一定の力でシャープな線が弾けると思います。

一方で、授業中立ち歩いたり、うつ伏せになってしまう人が多少見受けられました。授業は直接先生にご指導いただける時間です。また時間の関係から必然的に図面を持ち帰って仕上げなければなりません。軸組模型、事例研究の課題もあるので、なるべく授業の間に図面を描き進め、描き方が分からない箇所は授業中に解決しましょう。

本日も事例研究の公表が行われました。各班異なるテーマの中でも様々なバリエーションの事例が見受けられました。また表現方法も内観、外観、パース、ダイアグラム、敷地図など、自分の考えに合わせて使い分けることができてきた学生が多く見受けられました。事例研究も4回目となり、事例探しに詰まっている学生もいるのではないでしょうか。インターネットだけでなく、ぜひ図書館や5号館3階の書庫に立ち寄ってみましょう。思いがけない作品に出会えるかもしれません。


来週11月3日は休講です。次回は11月10日、第一課題もあと2回となりました。

次回はいよいよ軸組模型の提出となります。軸組みの図面と照らし合わせながら間違いがないよう、気をつけて仕上げていきましょう。スケジュールからだいぶ遅れてしまっている人もまだ間に合います。この2週間は集中して進めていきましょう。

また今回の授業で断面図を描ききれなかった人は、11月17日の提出までに描きあげてください。平面図も同様です。新しく図面を描き直したい場合は、日付印が押された図面も必ず一緒に提出してください。

次回までの2週間、軸組模型の完成・描ききれなかった図面の作図・事例研究と多くの課題が出題されています。どれも計画的に行わなければ終わりません。後回しにすることなく1日1日少しずつでも進めていきましょう。頑張ってください。

S A:植松


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