関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

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環境共生デザインコース

建築・環境学科

パッシブデザインスタジオ

第15回 最終提出・講評<パッシブデザインスタジオ>

  • Category: パッシブデザインスタジオ
  • Posted by kgu5.
  • 2021/02/12

2020/01/25『パッシブデザインスタジオ』第15回目は、これまでに取り組んできた建築図面や設備図面、コンセプト図の最終提出です。今年度の最終提出は緊急事態宣言発表に伴い、郵送での提出になります。学生たちの図面が机に並べられた後、先生方による採点が始まります。採点終了後、建築設計の評価が高かった板橋芽美さん、薬師寺佑風さん、設備設計の評価が高かった伊藤拓斗君、総合的に評価の高かった井野勇斗君、高橋伶佳さん、金子昇太君に作品を発表してもらいました。

はじめに板橋さんの発表です。板橋さんは空間に仕切りを設けないことで、新しい出会いが生まれる空間を創造しました。また、屋上菜園を開放することにより地域住民同士や学生との繋がりを深める計画です。さらに、建物の形状により自然換気や採光、樹木やツタ等の植物による日射遮蔽などのパッシブ的な工夫がなされていました。

1枚目

続いて、薬師寺さんの発表です。薬師寺さんは分棟に屋根をかけることで自由な動線を表現し、人と人の交流を生む空間を創造しました。また、あえて設備を隠さず『魅せる設備』を計画しています。薬師寺さんは図面表現が上手で魅力的な仕上がりでした。

続いて、伊藤君の発表です。伊藤君は機器や配管のシンボルの表現、設備機器の大きさなどが適切でイメージがしっかりできており、特に電気設備の図面が綺麗にまとまっていました。

続いて、井野君の発表です。学生と地域を商いでつなぐことをコンセプトとし、知識と経験、出会いや交流、情報を得る施設の提案がされました。建築計画では周辺環境との調和を意識した空間設計としており、設備設計では、部屋の高さを考慮し、自分の建物にあった空調方式の選定ができていました。

 2枚目

続いて、高橋さんの発表です。老若男女を問わず人と人が一緒に活動をする時の新しい気づきや発見を生む空間を創造しました。建築計画では、分棟、屋根形状による通風や、樹木による日射コントロールを行い、設備計画では、建築計画に沿った環境設備を取り入れられていました。特に給排水設備では、水草を利用した浄化方法や水耕栽培での水利用などが特徴的でした。

続いて、金子君の発表です。紳士淑女、非日常に対しての場を創造し、そこにあらゆる年齢層の人が利用でき、学生が関わることができる施設を計画しました。建築計画では各用途のゾーン分けがしっかりとされ、利用者が利用しやすい動線計画がなされていました。設備計画は、コンサートや舞台に対しての必要な設備が非常に緻密に計画され、建物全体の構成がまとまっていました。

先生方の審議の結果、建築展へ出展する二名は板橋さんと井野君になりました。板橋さんは、授業課題の意図がよく理解できており、サービスランニングというコンセプトもよく考えられていました。井野君は対象敷地の難しい形状に対して、とてもよく考えられたデザインでした。それに加え、環境設備の計画も非常によく仕上がっていました。全体的にブラッシュアップをした後、バーティカルレビュー、また、ブックレットの制作をします。

皆さん、図面提出お疲れ様でした。今年度はポートフォリオの提出はありませんが、就職活動など利用する機会があるのでコンセプトや図面は綺麗にまとめておきましょう。

TA: 木村、村尾