関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

環境共生デザインコース

建築・環境学科

パッシブデザインスタジオ

エスキス1(コンセプト(含む環境計画)、概略説明、概念図等、配置計画) <パッシブデザインスタジオ>

  • Category: パッシブデザインスタジオ
  • Posted by kgu5.
  • 2018/10/03

2018年10月01日(月)、パッシブデザインスタジオの2回目の授業が行われました。

授業の冒頭には、非常勤講師の飯田先生と石崎先生より、建築物の計画に際して重要となるポイントについてお話がありました。

飯田先生からは、対象敷地である金沢八景公園に馴染む建築物を設計するために、自分・使用者・環境などの様々な観点を考慮した空間形成をすることが重要だと助言頂きました。また、金沢八景の8つの景色を題材にするなどの「場」をヒントとしたコンセプトづくりや目線を意識した建物配置など、今後、設計案のヒントとなる事柄を教えて下さいました。

石崎先生からは、パッシブデザインをイメージするためには、対象敷地の平均気温や風向等を読み解くことが重要であり、それをヒントに温度差換気やナイトパージなどの風圧を利用した自然換気ができないかを検討していけば、快適な建築物に繋がると助言頂きました。また、サーモカメラの画像を用いて、敷地や建物を構成する素材により表面温度が異なることを示し、自然風を建物内に取り込む位置やファサードデザインに注意する必要があることを指摘されていました。

 20181001-① 20181001-②

先生方のお話の後に、各自即日課題に取り組み始めました。今回の授業では、「風」をテーマとし、建築物の屋根や開口、室内空間の形によって風がどのように流れ、パッシブ的要素としていかに活用できるかを、教科書を参考にスケッチしながら学びました。スケッチしながら、自分の設計する建築物に取り入れる要素はないかと模型を見ながら考えている生徒も見られました。また、風を表現するにあたり、色を織り交ぜながらスケッチをする、自分で気づいたことやアドバイスされたことを書き込むなどの工夫もあり、積極的に課題を取り組んでいました。

20181001-③ 20181001-④ 20181001-⑤ 20181001-⑥ 20181001-⑦ 20181001-⑧

即日課題に取り組む傍らで、先生方とコンセプトや配置などの初期的な計画についてエスキスが行われました。自分が思い描くコミュニティ施設をスケッチや模型等で説明し、助言を受けていました。1回目のエスキスではありましたが、自分のやりたい設計案が固まっている生徒が多く、長時間に渡って先生方と検討を重ねている様子が見られました。

20181001-⑨ 20181001-⑩ 20181001-⑪ 20181001-⑫

最後に即日課題を提出し、授業は終了となりました。提出されたものはどれも上手なスケッチで説明ができており、また、自分が設計する建築物にどのように自然風を取り入れるかを平面図やパースにて表現されていました。

20181001-⑬ 20181001-⑭ 20181001-⑮ 20181001-⑯

次回からは、具体的な平面計画を行っていきます。現段階ではスケール感を意識せずに計画している案が多かったため、次回以降はスケールに注意した計画をしてほしいと思います。

初期案を見た限りではありますが、今年の設計案は、環境設備的な方向はもちろん、意匠的な方向から計画を進めるものがあり、バラエティに富んだ素晴らしい作品が多くある様に思います。これらが実現できる様、最後まで諦めずに取り組んで下さい!!!

 

「提出物」: 1・2階平面図(1/200)

10月1日実施即日課題 (再提出者のみ)

 

 

TA:大塲