関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

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環境共生デザインコース

建築・環境学科

建築環境・設備実験

排水設備の実験1<建築環境・設備実験>

  • Category: 建築環境・設備実験
  • Posted by kgu5.
  • 2017/07/03

「排水設備の実験」では、実際の排水システムを再現し、生活排水を想定した排水実験を行い、トラップの封水が破封する現象を観察することで、その原理を理解することを目的としています。

 

今回「排水設備の実験」1週目の授業では、本学の大沢記念建築設備工学研究所にある建築環境設備シミュレーションタワーにて実験を行いました。排水設備では、汚物などが含まれた生活排水をスムーズに敷地外へと排除すること、および衛生器具に設置されているトラップの封水を破らないことが大切です。この重要性について、2003年度香港の高層集合住宅で、トラップ封水の破封が原因となって起こったSARSウイルスの集団感染事件を事例として挙げて、解説しました。

 

排水システムの各階排水横枝管と排水立て管との接続部は、継手といい、現在では、主に標準的なJIS-DT継手および樹脂製特殊継手の2種類の継手が使われています。建築環境設備シミュレーションタワーには、以上の2種類の継手を採用した、2種類の排水システムがすべて設置されていますが、今度の実験では、特殊継手を用いたシステムでの実験を行いました。

 

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実験は、シミュレーションタワーの7、8階に設置されたトラップの封水が管内の圧力により減少する様子を目視メジャーで測定・観察するグループ、1階に設置された給水バルブを調節し、実際の生活排水を想定した排水負荷を与えるグループ、パソコンを操作し各階に設置した圧力センサーを用いて測定した管内の圧力変動のデータを収集するグループの3つのグループに分かれて行いました。

 

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実験終了後、今週の特殊継手を用いたシステムで行った実験をのデータおよび、JIS-DT継手を用いたシステムで行った実験の既存データを学生に配りました。

次週は、渡した実験のデータについて分析を行い、2つの排水システムの性能を比較して考察していきます。