関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

環境共生デザインコース

建築・環境学科

建築環境・設備実験

換気の実験2  気中のCO2を用いた換気量測定(炭酸ガス法)<建築環境・設備実験>

  • Category: 建築環境・設備実験
  • Posted by kgu5.
  • 2016/05/30

換気実験グループの第2週目は、呼気中の二酸化炭素(CO2)を用いて、授業で使用している教室内の換気量を実際に測定する方法について学びました。私たちの呼気により、教室内のCO2濃度が上昇していくことを確認し、そこから関数電卓を用いて換気量を各自計算しました。

 

① ② ③ ④

 

はじめにCO2濃度計で屋外のCO2濃度を測定します。次に教室の扉を閉め、窓を少しだけ開放し、自然換気が可能な状態にします。この状態のまま、遠藤智行先生が換気に関連する講義を行い、講義中、1分間隔で学生一人一人に濃度を確認してもらいました。30分間のCO2濃度の上昇量から換気量を求めます。

 

⑤ ⑥

 

教室でのCO2濃度測定終了後、大沢記念建築設備工学研究所内にある空調設備の実験室で、実験室の説明を受けました。ここでは、空気の流れを煙とレーザーシートで可視化するPIVのデモンストレーションを遠藤研究室の4年生が実演してくれました。空調設備実験室内の空調や羽がある・ない扇風機の比較をするために、吹出し口に特殊なスモークを撒き、レーザーシートを照射することで、空気の流れを知ることができます。これらを高速度カメラで撮影し、専用のソフトで解析することにより、測定断面の風速ベクトル分布を知ることができます。目では見ることができない空気の流れを知ることができるため、研究や調査をする際に非常に有効なシステムです。

 

⑦ ⑧

 

デモンストレーションの後は教室に戻り、いよいよ自分が測定したCO2濃度結果から、関数電卓を駆使して、換気量の計算を行います。測定値を入力したら答えが求まるという単純な計算ではなく、未知数である換気量を自分自身で予測・入力しながら、何度も繰り返し計算を行い、換気量を求める必要があるため、苦戦しながらも1時間程度でようやく計算結果を導き出すことができました。
次週はレポートの提出日となります。今回の実験から呼気中のCO2濃度が教室の室内環境にどれほど影響を与えるものだったか、どの程度の換気量が行われていたのか、などの感覚をしっかり覚えていってほしいです。みなさんのレポート楽しみにしています。

TA:田中