関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

授業紹介

環境共生デザインコース

建築・環境学科

建築環境・設備実験

排水設備実験<建築環境・設備実験>

  • Category: 建築環境・設備実験
  • Posted by kgu5.
  • 2014/06/04

6/3(火)

 

建物の内のトイレ、浴室などの衛生器具からの排水口にはトラップと呼ばれる水溜め部分があり、その水を「封水」と呼び、排水管内の臭気や害虫が排水口から室内への侵入することを防いでいます。この水が無くなってしまい、室内に臭気等が侵入する現象を「破封」と呼びます。トラップの封水を確保することが排水設備の設計では大切です。
「排水設備実験」では排水設備システムを用いて、実際のトイレや浴槽からの生活排水を想定した排水実験を行い、排水管内の圧力変化でトラップの破封現象を観察し、その原理を理解することを目的としています。

 
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実験は本学建築環境設備シミュレーションタワーを用いて、9階(高さ約26m)建ての高さの実際のマンションを想定した排水負荷実験を行います。1階にあるバルブの開度を学生が適切に操作し、実際の衛生器具と同じ排水負荷を与えます。

 

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測定階に設置された一般家庭用のP型トラップや床排水トラップの封水の減少して行く様子を目視メジャーを用いて観察し、破封するまで排水負荷を増やしてゆきます。また、実際に排水管内の圧力変化もパソコンで解析します。

 

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また、最後に実際にトラップが、大きな管内圧力の変化によって跳ね出し破封に至る様子を皆で観察し、破封に至る原因を考察しました。