関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

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共同研究の実験を実施(建築・環境学部 神戸 渡 准教授)

  • Posted by kgu8.
  • 2018/04/18.

建築・環境学部の神戸 渡 准教授の研究室では、木質構造の構造性能に関する研究を進めています。その中で、新しい課題を共同実験として開始しました。

 

この課題は、貫通孔を有する集成材梁の構造性能に対する長ビスを用いた補強効果に関する研究です。

研究体制として、本学部 神戸 渡 准教授と、日本工業大学建築学部 那須 秀行 教授、東京大学大学院 青木 謙治 准教授の木質構造を専門としている三研究者が名前を連ねています。また、建築業者・建築関係の研究機関として、中国木材(株)、シネジック(株)、(株)ポラス暮し科学研究所も共同研究者として加わっています。このように、建築関係の企業と研究者が共同し、最新の建築技術を共に開発しようというものです。

 

木造で大型の建物を建築しようという試みが様々な企業で見られています。建物の骨組みをつくった場合、配管などを通すための孔が必要となりますが、孔を設けることで部材の耐力性能が小さくなってしまう為、適切な補強方法が必要となります。そこで、この試験ではドイツで開発が進んでいる、長さが580mmもあるやや太めの長ビスを使って孔周辺の補強を行い、その効果を検証する試験を行いました。梁の断面が大きく孔の大きさは直径200mmあり、これほど大きな孔を設けた部材の実験はこれまでほとんど行われていません。そのような未知の領域に取り組む研究課題です。実験の実施には神戸研究室の学生たちも参加し、色々教えていただきながら、研究の厳密さや大変さを学びました。

 

③

                   試験体

 

実験を進めるにあたり、(一財)ベターリビングの服部和徳様、小谷直人様、津田千尋様、宗川陽祐様をはじめとする各位にお力添えをいただきました。学生たちは実験の専門家である方々から直接指導をいただきながら、実験で使用する測定器のことや、実験を行う場合の注意点などを教えてもらいました。

今回の実験は100tf近い荷重をかけるもので危険も伴うため、安全第一で慎重に進めることがとても重要です。一方で、研究活動は、将来に必要な技術を開発する夢のあるものでもあるため、その楽しさを知ることも重要です。そういった研究の楽しさも、学生たちは教えていただきました。

 

②①

     ベターリビングの方に指導を受ける学生    ベターリビングの方と一緒に作業を進めました

 

④

実験結果の詳細については神戸研究室の学生が検討を進め、学会等で発表することになります。またその成果がさらに発展していくことと思います。

今回の実験を実施するにあたり、先述の企業以外にウルト・ジャパン(株)にも協力をいただきました。

 

今回の実験を実施するにあたり、お力添えをいただいた皆様に改めて感謝申し上げます。

 

 

 

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