関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

新着情報

新着情報

Enjoy Timber Engineering 「木造の筋かい耐力壁を作る!」

  • Posted by kgu8.
  • 2014/05/26.

近年、地球環境問題の観点から、大規模な木造建築物を建築するための動きが、社会的に活発となっています。本学、建築・環境学科の神戸研究室(構造分野)では「Enjoy Timber Engineering」と題して、木質構造の様々な技術や考え方を体験し、楽しみながら学ぶ様々な活動を行っています。
5月8日には、「木造の筋かい耐力壁を作る!」を実施しました。今回は、ハウスメーカーの方に技術指導を受けながら、実際の住宅で用いる筋かい耐力壁を施工します。木造住宅の耐震性能を確認する場合、通称「壁量計算」を行うことが必要であり、計算を行うためには個々の壁の強さである「壁倍率」を定める必要があります。そこで、施工した筋かい壁を用いて、壁倍率を定めるための実験を行いました。
この一連の活動は、実際の施工状況を体験しつつ、卒業論文のテーマにつなげていくことを目標にしています。

0508_1

0508_2

業者の方に、金物の取り付け方を教えていただいているところです。実際の作業は、全て学生が行います。

0508_3

 

0508_4

ホールダウン金物が取りついたら、柱・土台・梁を組み合わせます。その後、筋かいを留めつけ、筋かい壁が完成です

0508_5

 

完成した筋かい壁を試験機に取り付けるため、移動します。この作業は、重機を用いるため、メーカーの方にお任せします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

0508_7

試験体の変化を観察する学生たち。初めての実験のためでしょうか、まだまだ遠慮して試験体に近づけません。

0508_8_9

試験も終盤です。筋かいが大きく曲がっているのが分かります。大学の授業で学ぶ「座屈」という破壊性状が発生しています。

試験終盤になると、たくさんの箇所で損傷が見られます。試験体に近づくと、初めての現象を見ることができます。慣れてくると、近づいて観察できるようになります。

0508_10

試験終了後、メーカーの方と記念撮影。今回の試験では、東京理科大学 工学部 伊藤拓海研究室の学生も見学に来てくれました。他大学の学生と交流することで、お互い知らないことや情報を共有することもできます。

この試験は8月にも実施予定です。今回の結果と共に、卒業論文の一つとして検討を進めていく予定です。

 

本実験を行うに当たり、(株)ポラス暮し科学研究所の照井様、野本様、杉本様、緑川様のお力添えを頂きました。ありがとうございました。