関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

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建築・環境学部創設記念 連続講演会 第4回開催報告

  • Posted by kgu8.
  • 2014/03/23.

2014年3月8日(土)、建築・環境学部創設記念 連続講演会の第4回「建築・環境学」をめざして ~新しい建築教育のゆくえ~が開催されました。
 
観客(全景)

これまで3回に渡って行われた講演会はいずれも、旧知の概念枠組みを組み替えていくような発想に基づく、新たな建築の知識をテーマとしてきました。社会が成熟してきた今日、建築教育は、これまで以上の多様性と総合化が期待されています。
多くの学問領域や地域社会と手を結んでこそ解決できる諸問題の「要」となって立ち働く役割を、私たちの「建築・環境学」が担いたいとの思いから、最終回では「建築・環境学」が提示する枠組みを議論し、学部創設1年目を総括しました。
 
連続講演会第4回は、東京・三田の建築会館ホールにて、2部構成で行われました。
はじめに基調講演として、茂木健一郎先生(脳科学者、慶應義塾大学特任教授)からお話しいただきました。続いて鼎談「建築・環境学 新たな教育の可能性」と題して、長澤泰先生(工学院大学建築学部長)と本学部 学部長の湯澤正信教授から、それぞれの学部が目指すテーマを紹介していただきました。最後に茂木先生を交えて、これからの大学教育について闊達な意見交換が行われました。
 
 
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基調講演 「よろこびと創造」
茂木健一郎先生には、御柱(おんばしら)が諏訪の街を通り抜ける「里曳き」の空間体験から始まり、「学びの空間」としての大学キャンパスの重要性、建築家がデザインした住宅が持つきめ細かなスケール感、そして最先端の現代建築に至るまで、「建築・環境」が持つ力、造ること、考えること、教えることについて、脳科学者の視点からラジカルかつ縦横無尽に、熱く語っていただきました。
教育関係では、米国で進行しつつある大規模オンライン講座(MOOC)なども例に挙げ、大学の枠にとどまらない「学ぶ場」創設の可能性、そして自主的な学びの探求について、様々な視点から語りつくしていただいた1時間でした。

茂木(講演中その3)002

 

鼎談「建築・環境学 新たな教育の可能性」

はじめに工学院大学の長澤先生から、本学に先がけて2012年に「建築学部」を当時の工学部から独立させた経緯と、これまでの2年間における学部の発展と変化を説明していただきました。大学から教授陣を派遣して英国で実施した「ハイブリッド留学」など、ユニークな教育上の取り組みについてもご紹介いただきました。
次いで本学の湯澤教授からは、建築・環境学部が提唱する「建築・環境学」の概念と、各専門分野で学んだ知識を統合しつつ、スタジオワークを中心とした演習課題を通じて、少人数のまとまりの中で実践的に学ぶ建築教育の理念が説明されました。
長澤その1湯澤その1

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引き続き行われた鼎談では、茂木先生から「大学の枠組みを超えて学びの場を提供できないだろうか」など、大学教育についての刺激的な提言も飛び出しました。既存の偏差値の概念に囚われない大学・教員一人一人の個性に基づいた教育のあり方、そして学生主体の「学び」について、それぞれの立場に基づきながらも、率直かつ前向きな議論が交わされました。

 
 

学生(茂木と議論)
講演会終了後に行われた懇親会では、多くの学生たちが茂木先生を囲んで談笑する姿が印象的でした。

私たちが今回の講演会で意図した、皆が率直に意見を述べ合うフォーラム(広場)に相応しく、和やかさと熱気を帯びた雰囲気の中、延べ5時間に渡った講演会・懇親会は終了しました。

 

 
 

建築・環境学部創設記念 連続講演会の第4回「建築・環境学」をめざして ~新しい建築教育のゆくえ~
主催 関東学院大学 建築・環境学部
後援 一般社団法人日本建築学会/関東学院大学/関東学院大学大沢記念建築設備工学研究所/
関東学院大学燦葉会建築部会/関東学院大学燦葉会建築設備工学部会
協賛 株式会社建築資料研究社(日建学院)/TAC 株式会社

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