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建築・環境学部 建築・環境学科

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[理工学部、建築・環境学部教養学会ミニ講演会] (第46回理科系学生のための公開英語講演会)

  • Posted by archenv.
  • 2022/05/24.

(理工学部、建築・環境学部教養学会ミニ講演会)第46回理科系学生のための英語講演会

Capillary Pumped Loop: Expertise for Heat Transfer

『キャピラリーポンプループ』

講師: 理工学部理工学科、先進機械コース

辻森 淳 先生

 

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理工学部、建築・環境学部教養学会では2022年5月23日(月)に、理工学部理工学科、先進機械コース、辻森淳氏を講師とする、標記タイトルによる6回目の英語講演会を開催した。

近年においては国家プロジェクトとしての宇宙開発事業ばかりではなく、私企業の宇宙産業への進出が現実のものと成ってきた。Virgin Galactic社のSpaceShipやBlue Origin社のNew Shepard、またOrbital Assembly社の宇宙ホテルの登場などにより、今後個人の宇宙旅行が(財力が許す人には)一般的なものとなるであろう。

一方、長期間にわたり地球の軌道を回る人工衛星にはその器機の熱を適切に管理しなければならないという地道な課題がある。過去5回の講演会において説明が行われてきたように、この課題に対応するために辻森氏は毛細管現象に基づく宇宙船内での使用を目的とした熱移動装置の開発に携わってきた。今回においても講演内容は宇宙開発の近年の動向から始まり、毛細管現象の原理的な説明、それに基づいて開発されたシステムであるキャピラリーポンプループについての紹介が行われた。また特に、一度冷却剤の移動が停止した後の再起動の難しさなどの、機械的な動力を用いないシステムならではの技術的な課題について、動画による説明が詳しく行われ、1年次生を主とする聴講者の理科系的な興味を刺激し、英語学習動機づけへの助力をいただいた。

 

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当日は様々な質問が聴講者より寄せられ、それらのすべてに講師より回答が行われた。下記は一部である。

Q. Is the effect of thermal conductivity related to the thickness of the heat pipe?

熱伝導性の効率はヒートパイプの太さと関係はありますか?

Q. In the restricted space of spacecrafts, which is the better choice in terms of efficiency of thermal conductivity, installing a small number of large-sized heat-pipes or installing a large number of small-sized heat-pipes?

熱効率の観点からは宇宙船などの限られた空間では、少数の大きめのヒートパイプと多数の小さめのヒートパイプではどちらのほうが熱効率は良いのですか?

2022年5月23日(月)開催