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2021年度「卒業設計公開発表・審査会」が開催されました。
- Posted by kgu8.
- 2022/02/18.
2022年2月11日(金・祝),2021年度「卒業設計公開発表・審査会」が開催されました。
このイベントは,建築・環境学部 建築・環境学科の新設後に始まり,今回で6回目を迎えました。教員から推薦された13作品と自己推薦1作品による計14作品の卒業設計を公開で発表・審査し,金銀銅の3賞を選出します。なお,審査は専任教員及び建築設計製図やデザインスタジオをご担当いただいた非常勤講師と助手で行われました。当日はコロナ感染症対策に充分に配慮し,対面とリモートを併用しての開催となりましたが、非常勤講師14名(そのうちオンライン5名)、専任教員9名(そのうちオンライン1名)、学生約80名(そのうち半数オンライン)の参加がありました。
- 柴⽥ 美波 さわるとわかる庭園美術館
- 堀園 翔太 シン稲村ヶ崎
- 村⽥ 錬太郎 アートなアキバ 秋葉原が“アキバ”であるために
- 荒川 百花 触れたい家 創造をかきたてる佇まい
- 刑部 克輝 CAMPUS WALL
- ⾹川 唯 集まってすまう。 ⼀家を解体する。
- 菊地 真緒佳 記憶の忘れもの
- 北村 望 通えるふるさと 後継者不⾜の農業と新しい⽣活様式との融合
- ⿊柳 静希 00 式横須賀 地形を更新する都市近郊における再開発
- ⼩⼭ 更菜 ⽂藝翻訳による空間形成 〜私の空間理解のための指標〜
- ⽥中 郁帆 選択肢の多い家 〜住みながら変化する家〜
- 内藤 伊乃⾥ はざまの⻑屋 きょうだい児のためのサードプレイス
- 永⼭ 千夏 萌え沈む都市 地球と⼈間、それぞれの⽣命活動の相互関係を築く都市の在り⽅の提案
- 松⽥ 朋樹 Lively 都市にイエナプラン教育公⽴校を
発表者は,スクリーンに大きく映したパワーポイントを用いて自身の設計内容を簡潔かつ的確に説明し,先生方は目の前にある模型を覗き込んだり,ボードに貼られた図面を真剣に眺めながら,不明な箇所を質問したり,作品のコンセプトや内容について講評します。授業で担当した学生の集大成と言える作品に先生方の熱意も冷めることなく議論は終始白熱したものになりました。
以下、それぞれの学生の発表と講評の風景です。
発表が終わった後は、審査員による講評と公開投票が行われ,今年の3賞受賞者が以下の通りに決定しました。
「金賞」 ⿊柳 静希 00 式横須賀 地形を更新する都市近郊における再開発
「銀賞」 内藤 伊乃⾥ はざまの⻑屋 きょうだい児のためのサードプレイス
「銅賞」 永⼭ 千夏 萌え沈む都市 地球と⼈間、それぞれの⽣命活動の相互関係を築く都市の在り⽅の提案
そして、建築・環境学部の前身である工学部建築学科時代から、専任教員の評価による卒業設計の最優秀作品の作者に対して贈られる伝統的な「足立賞」には、⿊柳静希さんと内藤伊乃⾥さんが推薦されることになりました。また,学外での卒業設計展への出展作品として各々以下のように決定しました。
「JIA神奈川卒業設計コンクール」
⿊柳静希,内藤伊乃⾥,永⼭千夏(以上3名)
「レモン展」
⿊柳静希
「日本建築学会 全国大学・高専卒業設計展示会」
内藤伊乃⾥
「近代建築_卒業制作2022」
永⼭千夏
そのほかに,特別賞として大塚学部長から学部長賞の授与も行われました。
「学部長賞」
堀園 翔太 シン稲村ヶ崎
荒川 百花 触れたい家 創造をかきたてる佇まい
刑部 克輝 CAMPUS WALL
北村 望 通えるふるさと 後継者不⾜の農業と新しい⽣活様式との融合
松⽥ 朋樹 Lively 都市にイエナプラン教育公⽴校を
発表者の皆さん,お疲れ様でした。そして受賞された皆さん、おめでとうございます。卒業設計で考えたことは十年経っても忘れることはありません。卒業設計は,4年間の学生生活の集大成であり、自身の根源的な興味に向き合い、世に問いかける第一歩です.大学院進学する学生や就職する学生など,これからの進路は様々ですが,本学で学んだこと,考えたことを大事にそれぞれの舞台で活躍して欲しいと思います。