関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

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2020年度入学式ならびにフレッシャーズミーティングを開催しました。

  • Posted by kgu8.
  • 2020/09/27.

9月19日(土)に、関東学院大学 金沢八景キャンパス ベンネットホールにおいて、2020年度入学式(建築・環境学部、理工学部合同)が執り行われました。

また、入学式前日には秋学期オリエンテーションが行われ、新入生がこれから共に学ぶ同期や教員と初めて顔を合わせる機会となりました。さらに入学式当日の午前中には、フレッシャーズミーティングが開催されました。建築・環境学部の教員紹介の自己紹介や、設計製図を学ぶ5号館を中心とした学内施設見学ツアーを通して、参加した新入生たちは大学キャンパスで学ぶことを実感できたのではないかと思います。

入学式では、規矩学長からの式辞のあと、学部長からは挨拶として、学部での学びにおいて大切にしていること、皆さんに心掛けてほしいことなどが伝えられ、期待と激励の言葉が送られました。
あらためて新入生が、校訓「人になれ 奉仕せよ」を胸に、本学での出会いと学びを通じて、社会に貢献できる人に成長していくことを期待しています。新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

 

以下、大塚雅之学部長挨拶(全文)

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建築・環境学部の新入生の皆様、改めましてご入学おめでとうございます。

さて、4月の入学ガイダンスの際に、新型コロナウイルスの感染拡大が予想される中、住まいや建築・都市、生活が、これからどうなるのか考えてみてくださいとお伝えしたのを覚えていますか。この6か月間、何を考えましたか。

コロナ禍によって非接触型社会が到来し、新しい生活様式への対応が求められていますが、先ず、健康で安全・安心な生活環境を維持することが大切ですが、従来と全く変わってしまったことの一つが人と人との「距離感」、「ディスタンス」のあり方です。建築を学ぶ学生諸君には「距離」、「寸法」、「スケール感」を身に着けることは、必須のアイテムですし、関連が深いテーマです。

社会では、人から人への感染拡大を防ぐ距離として1m、2mの間隔が、ソーシャルディスタンスとして重要視されています。では、そんな中で、皆さんの学ぶ大学の教室はどうなるでしょうか。人気の少ないガランとした空間になるかもしれませんし、今日、出会った友人とのコミュケーションも上手く取れない空間が生まれるかもしれません。皆さんが将来働くオフィス空間はどうなるのでしょうか。オンラインによるリモートワークも推進され、自宅もオフィスなどの空間として兼用され、働きながら休暇をとるワーケーションへの順応も求められるでしょう。大学での学習、そして企業でのワークスタイルも新たな方向へ一瞬にしてワープしてしまった感じがします。

コロナ禍によって、人と人のコミュケーションが希薄になった感じがしますが、実は、皆さんが考えなければならないのは、心と心が通うあるコミュケーションの場を都市・建築の中にいかに作り上げるかです。1mという物理的な距離感ではなく、心と心を結ぶ心の距離を感ずる空間、そしてその環境をいかに創造できるかが大切です。実は、これこそが、本来、我々が求めるソーシャルディスタンスであると思います。

建築家を目指して入学した人、いや何となく建築かなと思って入学した人、建築・環境学部への志望理由は様々ですが、単に学部の建築専門科目を履修し知識を習得するのみでではなく、例えば、本日、臨席する他学部の学生とも交流し、自分とは違う視点、価値観を学び理解すること、時には腹を割っての議論し、より自分自身の視野を広め、より高い視座から考える力を身に着けることも大切です。人間の幅、人間力を鍛えることが、「心の寸法を豊かにし、スケールの大きな人間」へと成長させることに繋がると思います。そんな日々の鍛錬が、4年間後に社会に貢献できる関東学院大学ブランドの建築マインドを持った人材として評価されることになると思います。

また、社会からの問いかけに、自ら本を読み、また思考し、稚拙であっても結論を出し、解決の糸口を見出し、思いを情報発信できる力を身につけることが大学の学びです。祝辞の最後になりますが、私が冒頭で問いかけた課題、あなたはこの6か月間、今後の住まいや建築・都市、生活に何を考えましたか、について学部長まであなたのご意見をmanabaで頂けますと嬉しいなと思います。

皆さんの心に届く近しい距離感、ディスタンスを持って一言、入学おめでとう。建築・環境学部は皆さんを歓迎します。