関東学院大学

建築・環境学部 建築・環境学科

新着情報

新着情報

体験授業「建築物を強く美しくするために」が開催されました。

  • Posted by kgu8.
  • 2019/07/10.

6月9日(日)、オープンキャンパスにおいて「建築物を強く美しくするために」と題し、高島英幸先生が体験授業を5-101ホールにて行いました。

DSC04601r  02

現代的建築から西欧の教会堂建築、金沢駅の複雑かつ緻密な骨組から日本の社寺建築など、建物自体に様々な形態が歴史的に存在し、その下支えとして建築構造があることを概説しました。

建築物を強くするためには、部材の材料や太さ、骨組の工夫や支え方、接合強さが必要なことを講義しました。材料の固さをヤング係数の比較から解説し、強度は主に材料の引張強度を比較して、それらの組み合わせから建築構造物が設計されることを説明しました。

そして、ケーブル構造について簡単なガイダンスをした後、それが応用されて5号館の製図室が出来ていることを言及しました。

また、神奈川県の液状化マップを引き合いに、地盤特性を理解しておくことも構造安全性を考える上で、重要であることを付け加えました。

さらに、円覚寺舎利殿を紹介し、神奈川唯一の国宝建築物であることとその特徴を解説し、このような歴史的建築物を守っていくことも建築構造分野の一端であることを伝えました。

最後に、著名な構造設計者らの思想を紹介し,川口衛氏と佐々木睦郎氏の対談から、「壊れることを理解すること」、「構造に嘘があってはいけないこと」、「坪井善勝先生の「構造美は合理性の近傍にある」」といった言葉を伝え、サルバドリの「技術者は、建築設計の全ての取り巻く問題を解くように訓練されていない」とする西欧の状況とは違い、日本の建築教育が意匠とエンジニアリングを双方バランスよく学ぶことができる稀有な教育体系であることを伝えて、講義を終えました。

授業ブログ一覧 デザインスタジオ パンフレット 建築・環境棟 環境・省エネルギー活動と学修教材 建築展 大学院 教職員の公募